みどり戦略技術カタログVer.5.0公表/農林水産省

農林水産省は3月28日、みどりの食料システム戦略の実現に貢献する技術を取りまとめた「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.5・0)を同省ホームページにて公表した。
新たに公表したVer.5・0では「現在普及可能な技術」23件及び「みどりの食料システム法の認定を受けた基盤確立事業」24件を追加して、合計452件の技術を掲載した。技術の概要をはじめ、同戦略における貢献分野(温室効果ガス削減等)、技術導入の効果、導入の留意点、価格帯・普及状況、技術の問い合わせ先等を記載している。今回新たに追加された47件の技術は次の通り(技術名、開発機関名)。
【水稲】イネウンカAI自動カウントシステム、農研機構▽米由来原料を用いたマヨネーズ様食品の製造技術、新潟県農業総合研究所食品研究センター▽水稲の高温登熟年におけるケイ酸資材の施用効果、山梨県総合農業技術センター栽培部作物特作科▽スマートフォンのカメラで撮影した穂の画像による水稲の帯緑色籾歩合の推定、長野県農業試験場企画経営部▽土壌診断結果と資材の種類に応じたケイ酸施用指針、岐阜県農業技術センター・土壌化学部▽水稲「ヒノヒカリ」の品質低下軽減に役立つGNDVIを用いた追肥判定指標、岡山県農林水産総合センター農業研究所▽水稲ペースト二段施肥技術(プラスチックを使用しない一発施肥体系)、片倉コープアグリ(株)肥料本部アグリソリューション推進部▽水稲本田での農薬散布の効率化(自己拡散・軽量・省力製剤)、クミアイ化学工業(株)▽自動水管理システム、民間各社
【畑作】健全種苗の確保に寄与するサツマイモ種イモの蒸熱消毒、農研機構本部▽緑肥作物エンバクの草丈と葉色を用いた秋冬どりニンジンの窒素減肥可能量の推定、千葉県農林総合研究センター土壌環境研究室▽AIを活用した「種ばれいしょ異常株検出支援システム」の開発、農研機構本部▽ウリ類退緑黄化ウイルス(CCYV)の簡易検査キットの開発、茨城県農業総合センター園芸研究所▽白黒ダブル生分解性マルチによるスイートコーン抑制栽培の初期成育改善および省力化、山梨県総合農業技術センター環境部
【露地野菜】退緑黄化病抵抗性メロン「アールスアポロン」シリーズ4品種、農研機構本部
【果樹】AIによる温州ミカン糖度予測手法を開発、農研機構本部▽カンキツ園での省力的防除に有効な軽トラック用のアタッチメント式防除機、三重県農業研究所▽粘着テープによるウンシュウミカン果実の日焼け軽減法、鹿児島県農業開発センター
【施設園芸】園芸作物における堆肥入り複合肥料の特性と活用法、北海道立総合研究機構中央農業試験場
【茶】茶園用病害虫クリーナーによるチャ炭疽病対策及び異物除去作業の省力化、静岡県農林技術研究所茶業研究センター
【畜産】飼料残量管理ソリューション、(株)YEデジタル▽越冬性に優れ栄養価も高い新型牧草フェストロリウム「ノースフェスト」、農研機構本部
【その他】ウェブで使える作物家系図の作成ツール「Pedigree Finder」の開発、農研機構本部









