日立建機日本:フル稼働のシミュレーター/林業機械特集

日立建機日本(株)のブースには2日間で約2300人が来場し、想定以上の人出だったという。会場ではテレブーム仕様機FL―135USL―6、waratah製ハーベスタ仕様機ZX135US―6、スイングヤーダ仕様機ZX135US―6などを展示した。運転席に座れる体験コーナーでは、林業機械に初めて触れる人たちの関心も高かった。
昨年5月から受注開始した、油圧ショベル1台で多用途に活用できるアタッチメント着脱システム「P―Line」を初披露。オペレータが運転席にいながら1人でアタッチメントを交換し、これまで複数の機械や人が行っていた作業を油圧ショベル1台でこなすことが可能になった。現場の安全性や生産性の向上、作業の効率化に貢献する。
同社ならではの、ハーベスタシミュレーターの体験にも注目が集まった。林業機械のシミュレーターにより、机と椅子さえあればすぐにハーベスタ操作を体験できるようになっている。
同機は2018年から全国各地で普及に取り組んでおり、全国で40台以上の導入事例がある。各都道府県の林業大学校などにも認知されてきており、購入を検討している人向けのレンタル機3台は常にフル稼働状態だ。
林業機械は、特に免許を取得したばかりの人は事故のリスクが高い。また、機械の操作を新人に教えている最中に、教える側が機械に挟まれそうになったり、振り落とされたりするケースもある。訓練時の事故防止のためにもシミュレーターの存在は不可欠だ。
本社営業部業種別・応用製品推進グループ営業課長の野口和也氏は「オペレータを育てるだけでなく、教える側の安全も守る目的でシミュレーターの提供を始めた。これからも事故防止や人材育成の取り組みを強化していきたい」と語る。









