コベルコ建機日本:K-DIVE中心に/林業機械特集

コベルコ建機日本(株)は5~16トンクラスの林業専用ベースマシンF仕様を展示。各機種のデモンストレーションには多くの人が集まり、来場者の目を釘付けにした。業界関係者以外の来場も多く、2日間で約2800人がブースを訪ね、目標2300人を大きく上回った。
数ある展示の中で人気だったのは、なんといっても遠隔操作システムと稼働データを用いた現場改善ソリューション「K―DIVE」のコックピット試乗体験だ。
K―DIVEは重機の遠隔操作システムをベースに人、重機、現場を常時つなぐことで現場のDXを可能にする。危険を伴う現場から離れて、オフィスから重機の遠隔操作ができるようになり、本質的な安全性を確保。人と重機の稼働状況をデータで見える化し、作業の無駄を省くことで生産性向上を実現。場所や時間を問わず働ける環境をつくることで就業者の裾野を広げる。
コックピットに採用されている「モーションシート」は実機に搭載したジャイロセンサーから振動や傾きをコックピットへフィードバックし、大きな傾きや操作に影響する微細な振動もオペレータに伝える。エンジン動作音や機械動作音、ホーンなどもフィードバックし、コックピットにいながらにして現場にいる感覚で操作できる。
マーケティング本部販売促進グループの栗田涼介氏は「人手不足解消や安全対策の観点からK―DIVEの果たす役割は大きい。現在は貯木場やバイオマス発電所などを主なターゲットに普及を進めている」と話す。
会場には地元福井のシラサワ建機(株)とコラボし、同社の製品や取り組みをアピールするコーナーも用意。入口付近にガラポンを設け、来場者は1人につき1回まわして、コベルコ建機グッズが当たる抽選会やコンホール体験イベントを実施。業界関係者だけでなく、一般客にも林業機械に親しんでもらえるような工夫を施した。
10月の宮城林機展でも最新機種の他、K―DIVEを中心にDX関連の取り組みをアピールする予定だ。









