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令和7年3月31日発行 第3545号 掲載

生分解性マルチ普及へセミナー開催/農業用生分解性資材普及会

 農業用生分解性資材普及会(ABA、久保田光昭会長)は21日、東京都千代田区のエッサム神田ホール2号館にて、「農業用生分解性資材普及セミナー2025」を開催した。セミナーはWeb配信でも行われ、会場・Web合わせて約100名が参加した。
 会の冒頭、久保田会長は「私たちが普及拡大に取り組む生分解性プラスチック、特に生分解性マルチについては石油由来のプラスチックの排出量削減につながる代替品ということと、農作業の省力化、環境負荷低減というような形で持続可能な農業に貢献する製品です。そのような中で本日のセミナーでは、今農業に関わるプラスチックの流れ、マルチの剥ぎ取り、回収に関わる時間と作業に関する考察など、新しい情報を提供してまいります。今後生分解性マルチの導入を検討している生産者の方々に、生分解性マルチを使用することにより楽できたな、得したな、農作業面白いなというような体験をしてもらえるような、はじめの一歩につながる情報提供ができればと思います。生分解性マルチが農作業の省力化、温暖化効果ガス削減を実現し、必要な安心、安全な食料供給につながることを期待します」と挨拶した。
 続いて農林水産省農産局農業環境対策課の高木葉子氏が「農業生産におけるプラスチック排出抑制、生分解性資材に対する農林水産省の取り組み」、農研機構・農業環境研究部門の植田浩一氏が「ポリマルチの剥ぎ取り・回収にかかる時間と作業経費の考察」をテーマに発表した。その他、「マスバランス方式(原料を混合した製品の一部を、ある特性を持つ原料100%の製品にみなす考え)と、ドイツにおける生分解性マルチに対する農薬の影響試験結果」、「2024年度の生分解性マルチの出荷量調査結果」の発表に続き、農業用生分解性資材についての意見交換を行った。

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