高効率の新物流拠点/ヤハタ

(株)ヤハタの新物流拠点「関西ロジスティクス」(以下、関西ロジ)は、大型物流施設のLOGI'Q(ロジック)南茨木(大阪府茨木市)の3階にある。同施設は2024年1月10日に竣工。脱炭素社会を実現するべく、屋上に設置した太陽光パネルで発電した生グリーン電力を施設内で活用している。また、運営会社が全国で展開する再エネの発電所で発電した再エネ100%電力を共用部、専有部へ供給している。
ヤハタ会総会およびヤハタ事業説明会の開催前に、総会出席者らはバス2台でホテルから同施設に向かい、2班に分かれて関西ロジを視察した。関西ロジは社員およびパート・派遣社員を含めて計27名(男性3割、女性7割)の陣容で運営されている。ヤハタの西日本営業本部の塚由友久本部長による説明を受けながら、一行はフロア内を見て回った。
塚由本部長は「物流管理のソフト面については、オープンソース型の『インターストック』というWMS(倉庫管理システム)を使っている。ハード面ではAGV(無人搬送車)を導入している」と説明した。当日は広いフロア内で4~5名の女性従業員が製品の検品作業に従事しており、少人数で非常に効率的な作業が進んでいる印象を受けた。
フロアには商品棚がそれぞれ赤(300台)、白(全キャスター付き・580台)、黒(600台)と色分けされており、「YAHATA」と白抜きで印字された黒色の棚はAGV専用棚として、棚を載せたAGVが頻繁にフロアを行き来していた。
塚由本部長は「現在、関西ロジの商品占有率は約60%。これが100%に近づいても、AGV専用棚をもう一段上げるなどして、保管効率を上げることもできる」などと説明した。続いて一行は4階に向かい、AGVの販売元でもある(株)フォクスター(大阪府豊中市)が展開するマテハンの最前線を見聞した。
塚由本部長は「今後は同社のマテハンの先端技術も取り入れ、関西ロジの生産性をさらに上げていきたい。今後、関西ロジのシステムの基盤を構築して、これを国内外の拠点にも展開していきたい」と力を込めた。
【新物流拠点の概要】 ▽名称=関西ロジスティクス▽所在場所=LOGI'Q(ロジック)南茨木(3階)▽占有スペース=2800坪▽所在地=大阪府茨木市蔵垣内1の53▽施設運営者=東急不動産(株)▽交通アクセス=名神高速道路「吹田IC」より2キロ、近畿自動車道「摂津北IC」より3キロ、JR京都線「千里丘」駅より徒歩8分









