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令和7年3月31日発行 第3545号 掲載

クボタを「Nextなでしこ」に選定/経済産業省

 経済産業省は24日、東京証券取引所と共同で、令和6年度における「なでしこ銘柄」23社、「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」16社を選定のうえ公表した。
 前者は女性活躍推進に優れた上場企業、後者は「共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援」が特に優れた上場企業を選定したもので、農業機械業界からは「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」として(株)クボタが選出された。
 同表彰制度は、女性活躍の推進に優れた企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することで企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとしたもの。平成24年度から選定しており、今回で13年目を数える。
 同省によると、今年度のNextなでしこは、(1)共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援を推進しているか(2)共働き・共育てをする従業員に限らず、全ての従業員が自分の望む働き方を選択できる環境づくりを推進しているか―を評価ポイントとして選定した。選定企業の事例集からクボタの取り組みをみると、同社は「多様な価値観に基づく事業運営(DEI)と社員の成長・働きがいの向上を目指して」と題して、「DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)」を人的資本戦略の中心に据え、(1)性別に関係なく育児と仕事の両立支援(2)女性社員間の交流と相互支援を目的としたWERG(Women's Employee Resource Group)の発足(3)新入社員から管理職まで階層別教育の充実化―に取り組んでいる。
 これらの取り組みを継続推進することで、男性育児休暇取得率は2023年の75・6%から2024年に82・9%に上昇、女性管理職比率も年々上昇。同社はグローバル経営を進めていくためには多様なバックグラウンドを持つ人財が力を発揮できる組織の構築が欠かせないとし、DEIとエンゲージメントを基軸に、対話を重視する企業文化への変革に引き続き取り組んでいくとしている。

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