ストローチョッパーNSCシリーズ/松山が新発売

松山(株)(松山信久社長・長野県上田市塩川5155)はこのほど、麦の残稈処理・緑肥の細断に最適なニプロストローチョッパー「NSC」シリーズを5月から北海道で先行発売、本州では7月から販売すると発表した。従来機の「MECシリーズ」を全面改良し、カッティング軸の安定した高速回転により作業性能が向上、大規模圃場における安定した細断作業が可能となった。3型式をラインアップし、適応トラクタ馬力は55~150馬力。
NSCシリーズは、作業幅230センチのNSC2300RV(55~80PS)、250センチのNSC2500V(75~100PS)、290センチのNSC2900RV(100~150PS)の3型式をラインアップ。
今シリーズよりカッティング軸やフレームのパイプ径を大きくし、強度とバランス性能が向上。回転時の振動が軽減したことと、Vベルト4本(NSC2900RVは5本)による駆動で、カッティング軸はPTO540rpm時、1944rpmの高速回転を実現。大規模圃場における安定した細断作業が可能となった。また、爪は従来機(MECシリーズ)より硬度を上げたフレールモアを採用し、耐摩耗性が約20%向上している。
取り扱いの面では、シールドの開閉が可能となっている。開度は6段階(デフレクターを付けた場合は5段階)に調節が可能で、固定はロックピン式で工具が不要。シールドの両サイドにガススプリングを採用したことで、片手で楽に開閉が可能だ。さらに、細断物を後方へ均一に飛散させるためのデフレーターは取り外し可能で、様々な条件に対応する。
トラクタへの装着は、クラッチ付きプーリーの採用によりワンタッチ化を実現。JIS標準オートヒッチ(2形)の4L/3L/0Lと、2点クイックヒッチの2Lに対応し、トラクタへの着脱が簡単。また、4L/3L/0Lは格納に便利なキャスター付きスタンドを標準装備している。
【特徴】
(1)カッティング軸はPTO540rpm時に1944rpmの高速回転を実現。
(2)カッティング軸やフレームのパイプ径を大きくしたことで、バランス性能が向上。回転時の振動を抑え、安定した高速回転が可能となった。振動の軽減は機体の破損や故障を防ぎ、より長く使用できる。
(3)ローラの採用で安定した刈高さを実現。ボルトの差し替えで4段階の刈高さ調節が可能。
(4)シールドの開閉にはガススプリングを採用し、片手で開閉が行える。開度は6段階の調節が可能で固定はロックピン式のため工具が不要。
(5)従来機より硬度を上げたフレーム爪を採用し、耐摩耗性が約20%向上した。
(6)高速回転するフレーム爪と、カバー内部に取り付けられたスタティックナイフにより草を粉砕。同時に、ウィンドブレードで風圧を上げることにより粉砕された雑物を勢いよく排出する。爪は自由にスイングする形で取り付けられており、障害物に当った際は衝撃を逃がし、爪や機体へのダメージを防ぐ。
〈仕様〉▽型式=NSC2900RV―2L[Z]▽機体寸法=全長1400×全幅3270×全高1165ミリ▽質量=994キロ▽作業幅=290センチ▽適応トラクタ馬力=73・5~110・3キロワット(100~150PS)▽作業速度=3~8キロ/時▽作業能率=3~8分/10アール▽爪本数=60本▽刈高さ=0~12センチ▽爪軸回転数=PTO540rpm時1827rpm▽駆動方式=ベベルギヤVベルト5本掛▽装着方法=2点クイックヒッチJIS2形
〈希望小売価格(税込み)〉NSC2300RV―0L=176万円~NSC2900RV―2LZ=204万6000円
▽発売時期=北海道2025年5月、本州2925年7月予定









