散布幅可変スプレーヤを全国展開/ロブストス

(株)ロブストス(高垣達郎社長・群馬県みどり市笠懸町久宮191の108)は今年から、畝間の除草剤散布を正確に速く行うことができる農機具「アジャスタブルスプレーヤ」の全国展開を進めている。同機は農家の協力を得つつ開発した現場ニーズ対応型製品で、本機を4輪の手押し車としているため、前進も後進もただ転がすだけの簡単操作。2021年に発売されており、今年から本格的な全国対応に乗り出している。
アジャスタブルの名称通り、ハンドルの開閉動作と散布幅が連動し、作業しながら散布幅を変えられるため、株元に合わせて正確に散布できる。また、一定の散布幅に固定して使うこともでき、可変モードと固定モードはノブネジををひねるだけで切り替えできる。散布部は、ビニールフィルムとパッカーで前・後・右・左・上の5面をカバー。風速5メートルの中でも飛散なく使え、散布ノズルは上下・回転・水平の各方向に動いて首振りできるため、散布方向は360度調整が可能。
そのほか、(1)散布幅・フレーム幅・ノズル位置・サイドカバー高さ・ハンドル高さ、すべての調整を手動で行うことができ、圃場で工具が必要になって困るようなことはない(2)基本仕様で散布幅を40センチから100センチまで伸縮できる。中央の連結パイプの長さを変えればそれ以上にも拡張が可能(3)総重量は約6キロと軽く、マルチの上にタイヤを乗せてもマルチが破れることはない(4)適応作物はネギ、トウモロコシ、ナス、ブロッコリ、エダマメ、アスパラガス、レタス、サツマイモ、カボチャ、パイン、黒大豆、小菊など、現在でも全国各地の50品目以上で活用されている―などの特徴がある。
単独での除草剤供給源はバッテリー式もしくはエンジン式の背負動噴になるが、同社HPでは、圃場わきを走行するブームスプレヤーのノズル部と複数の作業者(同機)をパイプで結び、複数の畝間を同時作業する様子も紹介されている。
同社は、「一次産業作業機械特注部品製造」をうたっており、様々なニーズに応える企業として技術力を発揮している。









