イチBizアワードでハタケホットケが最優秀賞/内閣官房

内閣官房が主催している、地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテスト「イチBizアワード」において、(株)ハタケホットケ(日吉有為代表、長野県塩尻市)の水田雑草対策ロボット「ミズニゴール」が2024年度最優秀賞に輝いた。
同表彰制度は地理空間情報を活用したビジネスアイデアの発掘や人材育成・コミュニティの形成を行うプロジェクトで、第3回目となる今年度は、昨年度比1・7倍の合計172件の応募があった(アイデア部門101件、ビジネス部門61件、地域部門10件)。1月31日に東京ビッグサイトの「G 空間EXPO2025」会場内で開催された表彰式にて、ノミネートされた45件から最優秀賞や各部門の優秀賞、みちびき賞など各賞が選出され、表彰が行われた。最優秀賞の表彰では、有識者審査員の庄司昌彦氏より日吉代表に賞状とトロフィーが贈られた。
最優秀賞に輝いた「ミズニゴール」は、GPSを搭載し、水田を走らせるだけで除草作業の自動化を実現する水田雑草対策ロボット。ロボットが水田を自動走行し、泥をかき混ぜ水を濁らせることで雑草の光合成を遮断し、米の有機栽培の最大のネックである草取りの手間を軽減する。準天頂衛星システムみちびきのCLAS(センチメータ級測位補強サービス)対応受信機を搭載することで位置情報を高精度化した他、ロボットを複数の農家でシェアレンタルする仕組みを検討するなど、地域連携による産地化を支援していることなども評価された。
庄司審査員からは選定理由として、「草取りにGPSという発想が興味深い。なぜロボットで草取りの手間を減らす必要があるのかというコンセプトがしっかりしており、米の売り方についてもよく考えられている。モーターの開発が困難であるが知財を取得済みという点への評価や、デバイスの生産力と安定供給がカギとの声もあった。ビジネスが正のスパイラルに入るまで頑張ってほしい」とのコメントが寄せられた。
ハタケホットケはこのほど、ミズニゴールの2025モデルのリリースを決定。同機の利用希望を募集しており、利用希望者は3月~4月中旬まで開催しているオンライン説明会への参加を呼び掛けている。ミズニゴールのサービス詳細や、オンライン説明会の申込みは同社ホームページ(https://hhtk.jp/)まで。









