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令和7年3月17日発行 第3543号 掲載

春のきらめきクボタの日で新しい農業を提案/関東甲信クボタ

 (株)関東甲信クボタ(冠康夫社長・埼玉県さいたま市桜区西堀5の2の36)は2月28日と3月1日の2日間、千葉県香取郡の多古流通センターで、多古・神崎・小見川の3営業所合同、また、3月5、6の2日間、栃木県塩谷郡の道の駅たかねざわ・元気あっぷむらで、矢板・宇都宮・真岡・芳賀の4営業所合同による展示会「2025年春のきらめきクボタの日」を開催した。
 同社は2月から4月まで管内各地で「2025春のきらめきクボタの日」を開催しており、同社が推し進めるICT農機・ソリューションを提案するとともに、各地域に合った農機を紹介し、多くの農家に作業能率の向上・省力化・経営規模拡大など新しい農業のカタチを提案している。
 「春商戦を目前に、第1四半期の目標達成と4月度の受注獲得に向けて、良いスタートダッシュが切れれば」と第1営業部長兼第2営業部長の長嶋純氏。売上げの山場づくりの一環として同展示会を位置付ける。
 昨年に引き続き、2月28日と3月1日に多古・神崎・小見川の3営業所による合同で開催した展示会は天気に恵まれ、両日とも多くの農家が詰めかけ、活気ある展示会となった。
 会場にはトラクタMR1000、田植機NW8、DR6130などの大型から小型クラスの農機までを展示。その他作業機、耕うん機、草刈機などを取り揃え、作業の効率化、低コスト化を実現する機械や最新の情報を提案した。
 昨年からの米価格の高騰により、農家の農機に対する購買意欲は高まっているようで、会場では積極的に商品を確認し、担当者に質問をする人が多かった。
 小見川で米を作っている40代の男性は「15ヘクタールを1人で管理している。今後も請け負いなどで管理圃場を拡げていく予定。今すぐには買えないが、今後に向けて田植機、コンバイン、トラクタを見に来た」という。
 また、香取市で10ヘクタールの稲作をしている40代の男性は「昨年は父が病気になり、急きょ1人で圃場を管理した。雑草にやられ失敗してしまい、米価高騰の恩恵は受けられなかった」という。今年は万全の体制で行うため、除草関連の機械を入念にチェックしていた。また、ロボット田植機の導入も考えているという。
 多古営業所の仲智成所長は「米農家の方々の購買意欲が高い。昨年は稲刈りが終わってからコンバインが売れた。あんなことは初めて。今年はその反動が見られると思ったが、その影響は感じられない」と、展示会を機に新シーズンに向け、取りこぼしのないようしっかりとフォローしていくとした。
 また、矢板・宇都宮・真岡・芳賀の4営業所合同による展示会の開催初日は、朝から小雨が降るあいにくの天気となったが、オープン早々、多くの来場者で賑わった。水稲農家の70代の女性は「雨でも関係ない。毎年、楽しみに来ている」と言い、前日の雪が残る肌寒い朝でも、会場には活気があふれた。
 入口を入って最初に目につくのが、マルチシードローラーとショートディスクを装着したトラクタ。その横には、昨年10月に発売したNW80Sシリーズのアグリロボ田植機や乗用田植機が並ぶ。小型から大型まで取り揃えたトラクタや作業機、管理機、草刈機などのほか、水稲と酪農が盛んな土地柄に合わせ、リバーシブルプラウなど乾田直播に関連する各種インプルメントや、酪農で活躍するパワーカットロールベーラなどもラインアップし、来場者の期待に応えた。
 管理機の中では「ニューベジマスターTA801N」をおすすめ型式として展示。幅広い野菜の植え床に対応することなどをアピ―ルした。
 最近の需要動向について長嶋部長は「自動操舵やICT関連農機に興味を持つ人が増えていることを実感している」という。今後の需要拡大に期待をかける。

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