ファーマーズ&キッズフェスタに出展/井関農機

井関農機(株)(冨安司郎社長)は1、2の両日、東京・渋谷区の代々木公園イベント広場で開催された「ファーマーズ&キッズフェスタ」に有人監視型大型ロボットトラクタ「TJW1233」、コンバイン「HJ6130」、ロボット田植機「PRJ8DR」など大型農機を出展、日本の農業、食卓を下支えする農機のパフォーマンスを大都市の消費者にアピールした。また、5月から発売予定のEGO社(中国)の電動乗用芝刈機、電動高圧洗浄機、電動ブロアの電動商材を出展し、環境問題など社会課題への関心が高いとされるZ世代に対して環境への取り組みをPRした。
同フェスタは、公益社団法人日本農業法人協会が主催する体験型イベントで、「日本のプロ農業者が集い、子どもと農業をつなぐ架け橋として都会の子どもたちに元気なニッポン農業を発信するイベント」(主催者)。農林水産省、経済産業省、文部科学省、総務省、消費者庁、東京都、日本GAP協会などが後援している。初日は好天に恵まれ、午前から気温が上昇、20度Cを超えて一気に春が来たような陽気で、上着を脱いで会場を回る人が目立ち、主役の子どもたちは半袖姿で元気に飛び回っていた。
初日には、冨安社長、石本徳秋執行役員営業本部長((株)ISEKI Japan社長)が会場を訪れ、スタッフを激励した。今回はスタッフに同社のコーポレート部門の社員が多く参加したという。
恒例行事としてすっかり定着したトラクタ記念撮影コーナー(今回はブルーメタリック塗装のロボットトラクタ「TJW1233―R」)には親子連れが並び、中には大泣きする幼児もいて、子どもの視線を取るスタッフはぬいぐるみの人形で「はいチーズ」の連呼。
農機展示コーナーは、当然ながらトラクタ、コンバイン、田植機の実機を見るのは初めての人ばかりで、子どもも大人も大満足の表情で写メを確認していた。
また、今回初出品したEGOの電動商品は、北米、欧州でヒットしているとのこと。同社では、すべての技術適合マークが取得でき次第リリースする予定で、現在皇居外苑、企業緑地に貸出し使ってもらっているとのことだ。コーナーを担当していた同社の高野重幸販売企画推進部長は「来場者は環境問題に敏感な人が多い印象。クルマの電動化が進んでいることもありますが、バッテリがどれくらいもつかなど関心が高かった」と話す。
一方、ISEKIの機械が登場することで話題のゲーム「ファーミングシュミレーター2025」(プレーヤーが農業主となって広大な土地でリアルな大規模農業体験が可能な農業シュミレーションゲームとして世界中で人気のゲーム。実在する農機メーカーの車両や農機具を使用し、農業だけでなく畜産、林業を中心とした幅広い農業経営が体験できる)の試遊コーナーは、1日20件の予約を受け付けたが、2日とも完売した。ゲームの中にトラクタ「TJW1233」、田植機「PRJ8D」、コンバイン「HJ6130」が登場するが、大人でも難しいとの声がもっぱらだった。
今回は昨秋からの令和の米騒動がまだ収束していない時期だけに、参加者からは、「農業、お米がこんなに話題になることはあまりいいことじゃないですよ。普段から農業の大切さ、農家への感謝を忘れてはいけないでしょう」(世田谷区・30代のサラリーマン)、「取引先がファーマーズマーケットに出品しているので見に来ました。身近なところで米問題が起こり、当たり前に手に入ることが、そうではないことに気づかされました」(千葉市・30代の男性)などの声があがった。









