創業100周年記念式典・記念祝賀会開く/静岡製機

静岡製機(株)(鈴木直二郎社長・静岡県袋井市諸井1300)は6日、浜松市のオークラアクトシティホテル浜松ホテルに国内外からの関係者120名余りを招き「創業110周年記念式典・記念祝賀会」を開催。席上、鈴木社長は110年間の長きにわたる感謝の意を伝えるとともに「これからの100年を見据え、その礎となる技術獲得を目指し、創意の発揚に磨きをかける」と挨拶した。同社は、大正3年(1914年)に初代・鈴木貞三郎氏が製莚機の製造販売でスタート。三代目・鈴木重夫氏が昭和28年に社長に就任、新型乾燥機を矢継ぎ早に開発。平成6年に現・鈴木直二郎氏が社長に就任し、その前年に発表した菜庫は、玄米低温貯蔵庫の代名詞ともなった。ヒーター、冷風機は全世界へ販売され、グローバルな展開を進めている。
記念式典に先立ち、イベントホールにおいて、乾燥機・保冷庫・各種測定器などの農機部門、冷風機・電気ヒーターなど産機部門、また、農産物直売のとれたて食楽部の展示、さらに、同社110年にわたる会社沿革が紹介された。
記念式典は「光・風・熱」の技術で新たな未来へをテーマに、宇野毅常務取締役の開会挨拶で始まり、110年を振り返ったビデオメッセージが上映された。
続いて、鈴木社長が創業110周年式辞の挨拶(別項)を行った。続いて来賓祝辞に移り、袋井市・大場規之市長、日本農業機械化協会・菱沼義久会長がそれぞれお祝いの言葉を述べた。
大場市長からは「創業100年を超える企業は少なく、静岡製機さんは、地元の代表的な企業として大変な誇りとなっている。さらに、発展されることをお祈りする」と期待の弁。
また、菱沼会長は「創業時から、創意発揚の基に、これまで、常にトップレベルの技術開発を進めてこられた。創業110年を機に、さらに新たなイノベーションが生まれることをご期待申し上げる」と述べた。
式典に次いで、元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏による「日々の努力、夢への近道」と題した記念講演が行われた。
その後、岩崎康宏常務取締役による開宴の挨拶により記念祝賀会に移った。祝賀会では、遠州中央農業協同組合・安田博俊会長の発声による乾杯を経て、地元バンドによるジャズ演奏が行われ会を盛り上げた。鈴木弘憲社長室室長の閉会の挨拶により、会を締めくくった。
【2015~2024・各事業部の10年の歩み】
農機部門=大規模・スマート化の進む日本の農業に対応し、製品ラインアップを拡充。園芸市場や米以外の穀物など新市場にも目を向け、積極的に新製品を展開。
産機部門=冷暖環境でのユーザーニーズに応え、デザインを一新した大型冷風機をラインアップ。熱機器では電気ヒーターWPSをシリーズ化し、灯油から電気までの品揃えを充実。
海外部門=海外子会社が軌道に乗り、東南アジアへの販売が増加。アメリカ大陸での市場開拓を強力に推進中。
物流管理部門=ユーザーニーズに対応するべく、即納体制を強化。全国への出荷中継点新設と、保守部品在庫管理システム導入により、顧客満足度の向上に大きく貢献中。









