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令和7年3月17日発行 第3543号 掲載

全自動野菜移植機を発売/ヤンマーアグリ

 ヤンマーアグリ(株)は4月1日、ICT技術を活用し、高精度なRTK直進アシスト機能による直進自動化などで農作業の高効率化・高精度化を実現する乗用全自動野菜移植機「PW200Rシリーズ」を発売する。
 近年、就農者減少・高齢化による人手不足といった課題を抱える農業分野において、ICT等の技術を活用した作業の効率化が求められている。ヤンマーアグリはこれらの課題解決に向け、自動運転農機「SMARTPILOT(スマートパイロット)」シリーズのラインアップを強化している。
 乗用全自動野菜移植機「PW200Rシリーズ」は、乗用型の野菜移植機において、ヤンマーアグリとして初めて直進アシスト機能を搭載した。オペレータの作業負担を軽減するとともに、操作に不慣れでも簡単に高精度な植付けを行うことができる。
 〈商品概要〉
 ▽商品名:乗用全自動野菜移植機「PW200R('S)('RS)('G)▽発売日:2025年4月1日▽商品価格:368万円~456万6100円(税込み・メーカー希望小売価格)
 〈主な特徴〉
 (1)誤差数センチ精度のRTK直進アシスト機能(RTRK直進アシスト搭載 G仕様)=RTK―GNSS方式の自動操舵システムを採用し、事前に基準線のA点・B点を登録することで、基準線と平行に誤差2~3センチの高精度な作業を行う。畝のない圃場でも、まっすぐ植え付けることができる。さらに、直進アシストトラクタを使用して畝立てをした場合、トラクタの方位角を「PW200R」に入力することで、トラクタと同一の経路作業ができる。また、移植作業をした「PW200R」の方位角をトラクタに入力して、後工程の中耕作業等に利用することもでき、野菜作機械化一貫体系で作業の省力化・高精度化を実現する。
 (2)植付速度・精度向上=最高植付速度が0・55メートル/秒と、従来機に比べ約10%向上。また、速度の向上に合わせて植付部の構造を見直し、広い面積をより高精度に、効率よく植え付ける。
 (3)機体から降りずに操作できる9段階の「覆土圧調整レバー」=使用頻度の高い覆土圧調整レバーを、植付部後方に加え、運転席後方にも新たに設け、運転席から降りずにレバー操作が可能になり、補助者がいない1人作業でも効率的に作業ができる。また調整段数が9段階に増え、覆土量の細やかな調整が可能。
 (4)様々な栽培体系に適応=左右合計12枚の追加予備苗台を新たにオプション設定。予備苗台(24枚)+苗載台(4枚)で最大28枚の苗トレイが搭載でき、大規模圃場でもトレイの補給回数を低減できる。また、植付条間は45~66センチに設定が可能。マルチ畝や畝溝幅が狭い圃場で活躍する後輪幅90ミリのRS仕様、中小玉の野菜移植に対応する株間23~80センチの短株間仕様(S仕様)など、あらゆる栽培体系に対応する。
 〈主な仕様〉
 ▽名称=ヤンマー乗用型全自動野菜移植機▽駆動方式=4輪駆動▽機体寸法=全長3160×全幅1835(予備苗台収納時1725)×全高2075(予備苗台収納時2225)ミリ▽最低地上高=365ミリ▽質量=666キロ▽エンジン=空冷4サイクルガソリン、総排気量=0・391リットル▽定格出力=5・8キロワット(7・9PS)/3000rpm▽始動方式=セルスタータ▽かじ取り方式=前輪操舵(パワーステアリング)▽トレッド=前輪1200/1270ミリ▽後輪=1200/1300/1320ミリ▽変速段数=前進2段・後進1段(HMT)▽植付条数=2▽植付条間=450/500/550/600/650/660ミリ(6段)▽適応畝高さ=0~300ミリ▽適応作物=キャベツ・はくさい・ブロッコリー▽作業能率=0・5~0・9時間/10アール

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