木質バイオマスを活用したボイラ製品推進/巴商会

巴商会(山崎純大社長・東京都港区海岸2の1の16 鈴与浜松町ビル7階)は、木質資源の有効活用を進めるバイオマスボイラの普及を図っている。すでに全国各地の病院や健康福祉施設、公共施設などに導入実績を持ち、山形県の事例では3基の木質チップボイラのシステム融合によって、特別養護老人ホームの暖房、冷房、給湯のほか、地域の給食センター、病院、園芸ハウスなどの暖・冷房・給湯を行い、森林資源の地産地消および化石燃料消費量やCO2削減に大きな成果を上げている。
木質バイオマス焚き「巴ビーカロールヒータ」のラインアップは、(1)乾燥チップ・ペレットが燃焼可能な「eneR typeD、同P」(最大出力75~300キロワット、85~360キロワット)(2)生チップが乾燥工程無しでそのまま燃やせる「UTSR」(同150~1600キロワット)(3)低含水率の燃料専焼タイプ「UTSK・UTSP」(同180~1200、180~900キロワット)(4)1メートルの薪を直接投入できる「NovatronicXV」(同40~80キロワット)。
また、サイロ燃料積み出し装置には、▽油圧装置でバーを稼働させるブッシュフィーダー方式=大容量サイロで生チップ・乾燥チップに対応(対応機種UTSR、UTSK)▽モーターによりアームを回転させるベントアーム方式=中容量サイロで生および乾燥チップに対応(同・同)▽同様のスプリングアーム方式=中容量サイロで同(同UTSP、ENER)▽FRP製サイロ方式=小中容量でペレットに対応(同・同)―がある。
(1)は高度な燃焼制御技術を搭載した純国産品で、全自動比例制御と旋回燃焼方式、自動煙管清掃機能、タッチパネル式多機能モニターを搭載。オプションとして遠隔監視システムを用意しており、これはクラウドとネットワーク回線を介して異常時のメール送信や担当者・客先のPC、タブレット、スマホにリアルタイムでデータ監視・ダウンロード機能を持たせるもの。他方、シュミッド社の(2)(3)にも遠隔監視システムがある。
同社は全国ネットワークでアフターサービスには万全を期しており、森林資源の成長でその利用促進対策が進められる中、各製品のさらなる浸透・拡大に力を入れている。









