熊本でプレミアムフェスタを開催/クボタ

(株)クボタ(北尾裕一社長)は2月25、26の両日、熊本市内のグランメッセ熊本において、2023年以来2回目となる「プレミアムフェスタ2025in Kyushu」を開催した。今回、「スマート農業で『つなぐ』新時代へ」をテーマに、クボタグループと生産者を「つなぐ」のはもちろんのこと、生産者同士をも「つなぐ」イベントへと進化。ユーザーが講演者として登壇するトークセッションを各コーナーごとに実施した。またクボタからは鶴田慎哉農機国内本部長らが駆けつけた他、クボタアグリサービス、九州各販社の取締役、社員が多数参集し、グループ全体をつなぐ形で一丸となり、製品や技術の周知にあたった。
展示内容は各コンセプトごとに製品をまとめて展示した。クボタ製品や協力メーカー50社超の製品・技術を屋内のみならず、屋外のスペースも活用して行い、加えて屋外での実演コーナーも設け、製品PRに余念がなかった。九州各地からのバス動員も行い、1500軒以上が来場し会場は大いに賑わった。
「KSAS」スマート農業コーナーには、KSAS10周年を記念し、KSASと連動するドローンやアグリロボ3機種を結集。「新製品」クボタが作る未来コーナーでは、新製品のトラクタSL600H、MR1050H、M135GEP、コンバインDR6130GSの展示とともに、電動トラクタや水素エンジン、次世代型運搬車両「キャトル(KATR)」などを参考出品し、最先端技術の粋を集めた。
その他、米・麦・大豆のコスト低減、効率化、省力化を重視した「米・麦・大豆」一貫作業でわかる機械と技術コーナー、九州で多く栽培されるタマネギやサツマイモなどの機械化提案を行った「野菜」一貫作業でわかる機械コーナー、ISOBUSやセクションコントロールなど、高性能作業機を主体とした「土づくり・畜産」大型トラクタ・海外作業機コーナー、ハウス内や果樹栽培における軽労化、省力化、ICT化に向けて提案した「施設園芸・果樹」クボタスマート施設コーナー、アグリロボトラクタ、コンバイン、田植機に加えラジコン草刈機が間近で見られる「省力化を実現」実演コーナー、エンジンメンテナンスをその場で実際に行い、来場者に向けて、解説をすることで、その重要性を伝える初の試み、「メンテナンス」クボタのサービスプロフェッショナルコーナーなどを設けた。
トークセッションは、各コーナーで重複することなくスケジュールが組まれ、コーナーのテーマに沿った登壇者がそれぞれ出演。福岡、熊本、佐賀、長崎など各県で営農する有力生産者が来場者に向け各自の経験をつまびらかにした。
今回の展示会の狙いについて、クボタアグリサービスの早田真之取締役九州統括部長は「九州は畑作、園芸、米、麦、大豆、畜産と、特に多くの作物に富んでいる。その中でも大きな担い手や農業経営者の皆様の課題解決を目指し、アグリロボを始めとしたスマート農機をベースにしながら、幅広い提案を行うべくこのイベントを開催した」と述べた。
また、今回参考出品した水素エンジンや電動トラクタ、次世代型運搬車両等について、クボタの富田健一農機国内営業推進部長は「日本農業や農業生産自体を持続的に支えていくための研究開発を行っているという一つの形として、生産者の皆様にお示しし、知っていただく機会になればと思って展示した。実用化にはまだ課題はあるが、明日の農業の姿の一端として若い世代の方々に可能性を感じていただければありがたい」と話した。









