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令和7年3月3日発行 第3542号 掲載

次世代燃料電池モジュール、脱炭素化へ貢献/ホンダ

 本田技研工業(株)(三部敏宏社長)はこのほど、2027年度に量産開始予定の次世代燃料電池モジュールと、2026年に生産開始予定の燃料電池定置電源を発表。先ごろ東京ビッグサイトで開催された「H2&FCEXPO【春】~第23回水素・燃料電池展~」に出展し、それぞれ仕様及びスペックを世界初公開した。
 今回公開した次世代燃料電池モジュールは、ゼネラルモーターズ(GM)と共同開発した現行モデルの次世代となるモデルで、Hondaが独自に開発した燃料電池モジュール。
 定格出力150キロワットを実現するほか、現行モデルに対して製造コストを半減し、耐久性を2倍以上に向上。また、容積出力密度を3倍以上に高めて小型化を実現したことで、搭載レイアウトの自由度が向上している。
 同社は、次世代燃料電池モジュールの搭載・適用ドメインや販売地域を拡大していくことで、持続可能なエネルギー社会の実現へのさらなる貢献を目指す。
 2026年に生産開始を予定している燃料電池定置電源は、Hondaの燃料電池自動車「CR―V e:FCEV」にも搭載されている燃料電池を活用し、工場や事業所などの大型施設向けに水素由来のクリーンな電力を供給する定置型蓄電システム。
 冷却システムや内部レイアウトの設計を最適化することでコンパクトなサイズを実現し、ユーザーの設置環境に柔軟に対応する。また、信頼性の高いバックアップ電力を迅速に提供するために、起動から10秒以内に電力の供給を開始する高い応答性を目指している。
 同社は、同製品を通じて顧客の多様な電力ニーズに対応する電力を供給することはもちろん、製品の導入からアフターサービスまで幅広い支援を行い、脱炭素化への貢献を目指す。

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