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令和7年3月3日発行 第3542号 掲載

236人で横ばい/令和5年の農作業死亡事故

 農林水産省は2月26日、令和5年に発生した農作業死亡事故の概要を公表した。それによると、令和5年の農作業事故死亡者数は236人、前年比2人減少とほぼ横ばいで推移した。このうち農業機械作業に係る事故は147人で、前年から5人減少したものの、農作業死亡事故全体の62・3%を占めた。また、「熱中症」が前年から8人増の37人と、増加傾向にある。
 厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡個票等を用いて、令和5年1月1日から令和5年12月31日までの1年間の農作業死亡事故について取りまとめた。
 令和5年の農作業事故死亡者数236人について事故区分別にみると、(1)農業機械作業に係る事故は147人(農作業事故全体の62・3%)(2)農業用施設作業に係る事故は6人(同2・5%)(3)農業機械・施設以外の作業に係る事故は83人(同35・2%)―であり、依然として機械関連が最も高い割合を占めている。
 男女別にみると、男性が193人(同81・8%)、女性が43人(同18・2%)。年齢階層別にみると、65歳以上の高齢者の事故は202人(同85・6%)である。
 機種別の事故発生状況をみると、「乗用型トラクタ」による事故が最も多く、61人(農作業死亡事故全体の25・8%)、次いで「自脱型コンバイン」が13人(同5・5%)、「農用運搬車(軽トラックを含む。)」が12人(同5・1%)と、これらの3機種で農作業死亡事故全体の36・4%を占めている。
 原因別では、「機械の転落・転倒」が60人(機械事故の40・8%)と最も多くなっている。乗用型トラクタでは、「機械の転落・転倒」が33人(当該機種による事故の54・1%)と最も多い。自脱型コンバインでは、「機械の転落・転倒」が7人(同53・8%)と最も多く、次いで「ひかれ」と「回転部等への巻き込まれ」がそれぞれ2人(同15・4%)となっている。農用運搬車では、「機械の転落・転倒」が4人(同33・3%)と最も多く、次いで「挟まれ」と「ひかれ」がそれぞれ3人(同25・0%)。

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