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令和7年2月24日発行 第3541号 掲載

スマート農業を推進/農業システム化研究会が最終成績検討会

 一般社団法人全国農業改良普及支援協会(岩元明久会長)は18、19の両日、都内のアルカディア市ヶ谷で、令和6年度全国農業システム化研究会最終成績検討会を開催し、6年度の共通テーマ「イノベーションによる農業の生産力向上と持続性の両立を目指した実証」の成績発表が行われた。開会式では、「スマート農業技術活用促進に向けた研究開発」と題し、農研機構農業機械研究部門の長崎裕司所長の講演が行われた。
 開会式では、岩元会長が、「食料・農業・農村基本法の改正など農政の新たな動きに対応し、システム化研の仕組みを活かしながら、スマート農業など重要課題に取り組んでいきたい」とあいさつした。
 来賓として、農林水産省農産局の吉田剛技術普及課長と、(株)クボタ取締役専務執行役員機械事業本部の木村浩人副本部長がそれぞれあいさつ。農林水産省の吉田課長は、近年の気候変動や環境負荷低減の対応などで、技術への期待が高まっているとし、「現在、協同農業普及事業の運営指針の改正作業を行っており、技術の現場導入に向けて、普及組織、メーカーなど官民が協力して取り組んでいかなければならない」と、スマート農業などに対応した普及事業の重要性を述べた。
 クボタの木村専務執行役員は、スマート技術で農業に貢献していくとし、(1)オートノマス(ロボット農機)(2)コネクテッド(KSAS)(3)カーボンニュートラル―の新規課題に取り組み、農業を魅力ある産業に変革していきたいと意欲を示した。
 農機研の長崎所長による講演では、農機OPENAPIの取り組み、両正条田植機の開発、スマート農機に適合した品種・栽培技術などが紹介された。
 成績発表は、第1分科会が「スマート農業技術による稲作経営の確立に関する実証調査」、「水田における土地利用型作物等の生産効率向上に関する実証調査」。第2分科会が「野菜等の効率的生産技術に関する実証調査」、「大豆の安定生産に関する実証調査(大豆新技術等普及展開事業)」、「効率的な病害虫雑草防除技術に関する実証調査」。

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