茨城県から女性登用で表彰/スガノ農機

スガノ農機(株)(渡邊信夫社長・茨城県稲敷郡美浦村間野天神台300)は、茨城県が実施した令和6年度の「茨城県女性リーダー登用先進企業表彰」で優秀賞を受賞した。14日午後に水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館で表彰式が行われ、大井川和彦知事より表彰状を授与された渡邊社長は、今後も優秀な人材の活躍を期すべく率先して性別、国籍などに関わらない採用、登用、育成を進めていく意向を示した。
同表彰制度は、女性の登用に積極的に取り組み、その実績が優れている企業を顕彰するもので、表彰式は「女性活躍・働き方応援シンポジウム」の冒頭に行われた。 初めに挨拶した大井川知事は、他県と比べて企業における女性の管理職割合が低く、平均勤続年数の男女間格差が大きい県内事情を報告し、各表彰企業の対応、努力に敬意を表しつつ、これからの社会は全ての人が活躍できる環境を作らなければ生き残っていくことはできないと指摘。そのための施策推進にしっかりと取り組んでいきたいと述べた。
引き続き各表彰企業の取り組みを紹介し、スガノ農機は(1)年齢・性別によらない管理職登用(2)定期的なジョブローテーションによる人材育成(管理者候補)(3)トップ主導による女性活躍に対する意識の醸成(4)法定日数を上回る育児・介護休暇制度の導入―などを進め、女性課長の活躍、係長比率が2022年の22%から2024年は45%に向上しているなどの具体的な実績に結びつけている点が高く評価された。
同シンポジウムでは、県ダイバーシティ推進センター関係者によるダイバーシティ&インクルージョン講話およびジャーナリストの福島敦子氏による講演「ダイバーシティと企業価値向上~企業の持続的成長を実現させる鍵~」が行われた。
会場で渡邊社長は、「我が社は仕事の上で性差は全くない、同じ条件下で働いており、すでに要職にある女性が現場を回している。また、各セクションの連携、協力体制が出来上がっている」と話し、実力本位で個人の業務を評価、人事にも活かしている現状を説明した。
今回の受賞で、同社の取り組みがさらに広く認知され、優秀な人材の確保・育成、あるいは業績アップに結びつくことが期待される。









