マジックライスが誕生30周年/サタケ

(株)サタケは今年、マジックライス発売30周年を迎えた。
同社は1896年に日本初の動力式精米機を開発して以来、世界の三大穀物である米・麦・トウモロコシを中心に穀物加工技術の研究開発を重ね、世界約150カ国に製品や技術を提供してきた。
1990年、乾燥米飯生産設備の開発に着手。翌年にスペインの精米企業に最初の設備を納入し、1995年には、日本の米に適した乾燥米飯製造設備が完成。製造設備の販売推進と共に乾燥米飯の需要拡大を目指し、「マジックライス」を発売した。発売当初は中身を耐熱容器に移し、水を入れて電子レンジで調理するものであったが、現在はお湯または水を適量加えるだけで乾燥したお米がふっくらとしたごはんに戻るため、調理時間の短縮や簡便性が人気を博している。
また、長期保存が可能なことから、地震や台風、大雨などの自然災害時の防災食として多くの自治体や企業に採用されている。さらに、手軽に持ち運べる点が評価され、登山やキャンプなどのアウトドア食としても親しまれ、幅広く活用されている。
2022年に発売を開始した「ななこめっつ」シリーズは、従来のマジックライスより保存期間を2年延長し、7年間とした。さらに、お湯での調理時間を15分から7分へ短縮させることに成功。このほかにも、ユニバーサルデザインフードの適合商品であるおかゆシリーズや、アレルギー物質に配慮した商品ラインアップの実現により、幼児から高齢者まで幅広い年齢層に利用されている。また、2023年には「ハラール認証」を取得したことで、宗教や食文化の多様性に配慮した商品展開を進めている。
サタケ食品事業本部・本部長の大塚隆弘氏は「日頃よりご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。おかげさまでマジックライス発売30周年を迎えることができました。これからも安全・安心・美味をモットーに新商品販売に向けて取り組んでいきたいと考えています」とコメントしている。









