芝用の新規殺菌剤の提供開始/BASFジャパン

BASFジャパン(株)(石田博基社長・東京都中央区日本橋室町3の4の4)は14日より、最新の有効成分Pavecto(パベクト)を含有する殺菌剤「ピュアスターフロアブル」をゴルフ場芝生向け製品として提供を開始した。また、新規殺菌剤「マックスティーマフロアブル」と「エボリティフロアブル」の上市を4月上旬に予定している。これらの3つの製品は、近年の異常気象による高温化で厳しさが増している芝の病害防除をサポートする。
「ピュアスターフロアブル」は、同社と住友化学が共同で開発した新規有効成分Pavecto(パべクト/化合物名:メチルテトラプロール)を使用した殺菌剤。パべクトは主要な作物病害に効果を示し、西洋芝のベントグラスにおいては、夏に発生する炭疽病に対する優れた予防・治療効果を発揮する。近年の異常高温で増加傾向にある炭疽病に対する有効な防除手段となる。2024年の高温期に行った試験では薬害が確認されておらず、ベントグラスに対する高い安全性が特徴となっている。
DMI有効成分Revysol(レビゾール/化合物名:メフェントリフルコナゾール)は、同社が開発した世界初のイソプロパノール・アゾールの殺菌有効成分。DMI系統でありながら、DMI低感受性菌への効果が期待される。
マックスティーマフロアブルは、ベントグラスの炭疽病、ダラースポット病、葉腐病(ブラウンパッチ)、フェアリーリング病、バミューダグラスのカーブラリア葉枯病など、幅広い病害スペクトラムを有している。植物に対する安全性も高く、暑い夏の過酷な条件下での使用に適している。
エボリティフロアブルは、ともに同社が開発した有効成分である、DMI殺菌剤であるレビゾールと、高い実績を持つXemiumu(ゼミウム/化合物名:フルキサピロキサド)の混合剤で、より安定した効果が期待でき、抵抗性管理に有効。レビゾールは果樹向け殺菌剤「ベランティーフロアブル」、ゼミウムは果樹用殺菌剤「アクサ―フロアブル」と畑作用殺菌剤「イントレックスフロアブル」にも使用されており、農作物の病害防除で効果・実績のある殺菌剤を芝生にも展開していく。
国内のゴルフ場で主に使用されているベントグラスは寒冷地型の芝種であるため、夏場の猛暑によるダメージを受けやすく、コースの芝が枯れる被害が多発している。夏に発生する病害のコントロールは芝生管理者にとって重要な課題であり、同社は新たな殺菌剤を提供することで、ゴルフ場のグリーンキーパーや芝生管理者の負担を軽減し、芝が厳しい夏を乗り越えられるようサポートしていく。









