新型の光選別機を投入/サタケ

(株)サタケ(松本和久社長・広島県東広島市西条西本町2の30)は3月1日、多用途シュート式光選別機「SLASHβPLUS(スラッシュベータプラス)」を発売する。「ピカ選αPLUS」の後継機として、従来機の自動検量線作成システムや、清掃・メンテナンスが工具レスで行える構造はそのままに、選別性能とユーザビリティの更なる向上を図っている。
サタケは2014年、米以外の雑穀や種子、プラスチックなど多様な原料に対応した光選別機「ピカ選α(アルファ)」を発売。翌年には形状選別機能を搭載した「ピカ選αPLUS(アルファプラス)」を開発し、より幅広い原料に対応することで多くのユーザーが利用している。
このたび開発した光選別機「SLASHβPLUS」は「ピカ選αPLUS」の後継機として、従来機の自動検量線作成システムや、清掃・メンテナンスが工具レスで行える構造はそのままに、選別性能とユーザビリティの更なる向上を図った。
超高速応答のピエゾバルブを搭載することで、不良品をエアで除去する際に発生していた巻き添えを従来機から10%低減。また、1パターンのみであったエアの噴射を2パターン設定できるようになった。これにより、今までタイミングが合いにくかった軽量の不良品など、粒速の異なるものにも対応できるようになり、選別精度と歩留まりが向上する。
光源はCCFL(冷陰極蛍光灯)からLEDに変更することにより、運転開始時の暖機時間を30分から5分へと大幅に短縮。また、光源の寿命も約1・5倍となった。外部入出力を選択式とし、ニーズに合わせて前後の工程の機械と連携させることができるようになった。
販売価格はオープン価格。農産物加工・リサイクル業者など幅広い業界へ向け、初年度30台の販売を見込む。
【特徴】
(1)ピエゾバルブの採用=従来比約1・7倍のバルブ開閉速度により選別時の巻き添えを10%低減▽バルブ開閉部に特殊素材を採用し、約3倍の長寿命化を実現▽エア消費量及び消費電力を低減(2)光学部に4色LEDを採用=運転開始時の暖機運転を30分から5分に短縮▽光源の寿命を従来機の約1・5倍に延長▽光源に3色(R・G・B)および白色LEDを採用し、選別環境や原料に応じて最適なパターンで照射することが可能(3)噴射パターンを2パターン設定可能=異物の中でも落下速度が遅く選別が難しかった軽量の異物に合わせて、2パターン目の噴射時間を設定することで選別精度を向上(4)外部入出力信号を追加=従来機ではアラーム信号のみが出力できたが、ワイパー信号、運転信号の出力を追加。これにより前後の工程の機械と連携し、エラー発生時以外でも運転制御が可能。









