2024年は2.1%減/FAO食料価格指数

FAO(国際連合食糧農業機関)の発表によると、2024年全体における世界の食料価格指数は平均122・0ポイントとなり、前年に比べ2・1%低下した。穀物と砂糖における大幅な下落が要因となり、他の価格アップを相殺できなかった。
内訳をみると、同年の穀物価格指数は平均113・5ポイントとなり前年比13・3%低下し、2年連続の低下となった。米価格は同0・8%上昇し、名目ベースで16年ぶりの高水準となった。植物油価格は前年比9・4%上昇、肉価格は同2・7%上昇、乳製品価格は同4・7%上昇、砂糖価格は同13・2%下落となった。
また、7日に発表した1月のFAO食料価格指数は平均124・9ポイントとなり、前月に比べ2・1ポイント(1・6%)低下した。これは、砂糖、植物油、肉の価格指数の低下が乳製品や穀物の上昇を上回ったことによるもの。前年同月比では7・3ポイント(6・2%)高い。
品目別にみると、1月のFAO穀物価格指数の平均は111・7ポイントで、前月比0・3ポイント(0・3%)上昇し、前年同月に比べ8・2ポイント(6・9%)下落した。小麦価格はやや下落し、トウモロコシ価格は上昇した。国際米価格は輸出可能な供給が豊富であることなどから、4・7%下落した。
一方、植物油価格指数の1月の平均は153・0ポイントとなり、前月に比べ9・1ポイント(5・6%)低下した。前年同月比では24・9%上回った。食肉価格は平均111・7ポイントで、前月比1・7ポイント(1・4%)下落した。この下落は、国際的な羊肉、豚肉、鶏肉価格の低下による。前年同月比8・9ポイント(8・1%)上回った。
乳製品価格の1月の平均は142・9ポイントで、前月比3・3ポイント(2・4%)上昇し、前年同月比では24・3ポイント(20・4%)上回った。砂糖価格は平均111・2ポイントとなり、前月から8・1ポイント(6・8%)下落。前年同月比では25・2ポイント(18・5%)下落し、2022年10月につけた108・6ポイント以来の最低水準となった。









