雑草管理で成果補償型サービス/BASF

BASFジャパン(株)(石田博基社長・東京都中央区日本橋室町3の4の4)は1月30日、国内初となる雑草防除の成果保証型サービス「xarvio HEALTHY FIELDS(ザルビオヘルシーフィールド)」の提供開始に伴い、同社で発表会を開催した。発表会には、アグロソリューション事業部の野田伸介事業部長、サービス責任者の鑓田啓亮氏、実証試験を行ったヤマザキライスの山崎能央代表取締役が出席し、同サービスの内容を説明した。
水稲生産は高齢化に伴う労働力不足、生産コストの上昇、環境負荷への懸念など、様々な課題がある。その解決策となる栽培方法として、近年「節水型乾田直播栽培技術」が注目を集めており、農林水産省も超低コスト・低メタン輸出米官民タスクフォースの中で同技術を推進している。
同技術では移植水稲栽培と比較して作業工程を大幅に省け、労働時間と環境負荷の削減にもつなげることができる。しかし、雑草管理が最大の課題となっている。
成果保証型サービス「ザルビオヘルシーフィールド」は、雑草管理の省力化、低コスト化の実現に貢献できるサービス。内容は、水稲の節水型乾田直播栽培を行う農業者から、圃場の雑草管理を同社が請け負い、その成果を保証するもの。サービスにはザルビオフィールドマネージャーの雑草管理プログラム、除草剤及び散布作業などが含まれ、料金は、10アール当たり1万9800円~最大3万4800円。保証期間は「分げつ期まで」「幼穂形成期まで」「乳熟期まで」の3パターンを設定。保証期間満了後に、圃場内の特定の範囲で雑草の発生状況を確認し、発生状況に応じ1~3クラスに分類され、2または3クラスに分類された場合、最大で全額返金される。
昨年同社は、農業者と共同で「xarvio FIELD MANAGER」の雑草管理プログラムを活用し、節水型乾田直播栽培の実証試験を実施した。その結果、雑草管理の成功に加え、移植栽培とほぼ同等の収量と品質を達成した。同時に労働時間を約70%削減。また圃場に水を張らないため、メタンガスを約85%抑制する成果も得られた。
野田事業部長は「今後も農機やセンシング、解析データなど、世界中のパートナー企業と連携し、最高のソリューションを生産者に届けていく」と述べた。









