福井林機展アンケート、「満足」の評価多い/躍進2025林業機械4

一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)はこのほど、昨年10月20、21の両日、福井県勝山市で開催した「2024森林・林業・環境機械展示実演会」会場で行った来場者アンケートの結果をまとめ、協会の機関誌である「機械化林業1月号」に掲載した。1万9000を超える来場者の中から回答を寄せた715名のアンケート結果を集計した。林機展全体の評価として「満足」と「やや満足」で97%を超すなど、来場者のほとんどが来場した所期の目的を達成できたようだ。
林機展会場の恒例イベントともなっている来場者アンケート。昨年の福井会場では715名が回答を寄せた。2日間にわたり、入場者の職業をはじめ、回答者の住所、展示実演会の情報の入手方法、林機展への来場理由、林機展で得られた情報は役に立ったか、林機展全体の評価などを聞くとともに、印象に残った出展企業、会場を観た感想(来場者の生の声)などを尋ねている。
来場者は、中部と近畿が68%を占め最も多く、関東15%、東北6%となっており、中でも開催県となった福井は全体の17%だった。例年と同様、北は北海道から、南は九州まで、全国各地から来場している。来場理由では、全体では、興味ある分野30%、知りたい情報を得るため28%、動く機械を見たい28%、機械の比較10%となっており、中でも林業関係者は、他に比べて知りたい情報を得るための割合が高かった。機械の更新や新規の購入に向けた情報収集のために来場した人が多かったと思われる。
また、学生では、実際に動く機械を見たいの34%が1位で、次いで興味のある分野27%だった。大学や高校で林業関係を学んでいる者にとって、実際に動いている機械を、との思いは大きいようだ。
展示実演会の情報の入手先としては、林業関係では協会のホームページ28%、家族知人22%、企業のホームページ18%などとなっており、様々な媒体、機会を通じての発信、提供が、より重要になってきている。協会では、来場者を増やすためには、協会HPの充実はもとより、出展企業の協力、学校などへの情報提供が重要になってくる、と分析している。
こうした林機展で得られた情報は役に立ったかとの質問では、「非常に」と「とても」で80%を超えており、来場者の期待、要請に十分応えていることが分かる。林機展は、林業事業体にとって知りたい技術情報を収集できる場であるが、間違いなく機能し、必要とする情報の入手ができていると、読み取れる。
林業関係者にとって、現在使用している機械と最新機械の比較検討、購入に向けての情報収集ができる貴重な場となっているのが分かる。
そして林機展全体の評価では、「満足」と「やや満足」で97%を超えており、林業関係者、林業以外、学生のいかんを問わず高い評価を得ている。天候にも恵まれ、最新の林業機械の展示実演が好条件でなされたことで、来場者の満足度は軒並み高い数値となった。
注目の「来場者アンケートによる好評出展社」の上位10社は、コベルコ建機日本、コマツ、松本システムエンジニアリング、日立建機日本、住友建機販売、アクティオ、イワフジ工業、オカダアイヨン、日本キャタピラー、ハスクバーナ・ゼノアとなった。









