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令和7年2月3日発行 第3538号 掲載

三菱マテリアルテクノに大臣賞/6年度の新エネ大賞

 一般財団法人新エネルギー財団は1月17日、令和6年度の「新エネ大賞」受賞案件を決定し、公表した。経済産業大臣賞には三菱マテリアルテクノ(株)の「都市インフラ活用型地中熱利用システムによる地中熱の利用拡大」が選出されたほか、資源エネルギー庁長官賞2件、新エネルギー財団会長賞12件、審査委員長特別賞2件を決定した。
 6年度は全体で55件の応募があり、太陽光発電を中心にバイオマスエネルギーや水力発電、地熱発電、風力発電、地中熱利用、水素エネルギーなど、幅広い分野からの応募があった。大臣賞に輝いた三菱マテリアルテクノ(株)の技術は、従来工法に比して施工性がよく設置工事費の安価な工法を独自に開発し、建物の土木・建築工事と併せて施工することにより、設置工事費用を20~50%削減するもの。寒冷地ばかりでなく狭小な都市部での導入も着実に増えており、再エネとしてポテンシャルを有する地中熱利用の導入拡大へ寄与することが期待できる。
 その他の受賞内容は次の通り。
 ▽資源エネルギー庁長官賞(商品・サービス部門)=シャープエネルギーソリューション(株)(AIにより再エネを最大活用し家電の電気代を削減する「Life Eeeコネクトサービス」▽同(導入活動部門)=(株)リコー(3Dプリンターによる樹脂製水車翼の実用化による小水力発電の推進)
 ▽新エネルギー財団会長賞(商品・サービス部門)=川崎重工業(株)(コジェネレーション用ガスタービン全機種での水素混焼製品化の完了)、(株)サニックス(再生油Bio)、デジタルグリッド(株)(再エネコーポレートPPAのマッチングサイト「RE Bridge」)、(株)パワーエックス(蓄電池と太陽光・風力組み合わせて、経済的かつ柔軟な再エネ提供を実現する電力サービスメニュー「X―PPA」)
 ▽同(導入活動部門)=清水建設(株)(気候風土を活かした環境型オフィスに再エネ由来の水素製造・活用技術を日本で初導入)
 ▽同(分散型新エネルギー先進モデル部門)=出光興産(株)・(株)クリーンエナジージャパン(次世代営農型太陽光発電システム)、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)・本田技研工業(株)・(株)GSユアサ(国内工場向けで最大規模のリチウムイオン蓄電システムと太陽光発電システムの導入)、東邦ガス(株)(電気の地産地消に貢献する家庭用蓄電池VPPサービス「わけトク」、よつ葉乳業(株)・エア・ウォーター(株)(未利用バイオマスを活用した液化バイオメタンによる牛乳・乳製品製造)
 ▽同(地域共生部門)=小菅村役場(人口640人、多摩川源流の小菅村。地域を沸かす薪ボイラー)、東京発電(株)・(株)群馬銀行・東京電力エナジーパートナー(株)・片品村役場・(株)團紀彦建築設計事務所(デザイン発電所を活用した地域共生事業)、(株)まち未来製作所・神栖市(再生可能エネルギーで地域再生するエコシステム「e・CYCLE」
 ▽審査委員長特別賞(導入活用部門)=学校法人ジオパワー学園(掘削技術専門学校の設立と運営)▽同(地域共生部門)=安比地熱(株)(自然環境に調和し地域社会と共生する安比地熱発電所の開発―岩手県で28年ぶりとなる出力1万キロワット超の地熱発電所―

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