MENU
令和7年1月27日発行 第3537号 掲載

テレビ東京で取り組み紹介/スズテック

 (株)スズテック(栃木県宇都宮市平出工業団地44の3)の鈴木直人社長は、17日午後10時54分からテレビ東京で放映された「アルバレスの空~未来に羽ばたく企業たち~」に出演、同社の新しい取り組みについて説明した。
 この番組は中小企業を対象に、様々な課題を乗り越えてきた成功事例を紹介するもので、今回は「製造こそ顧客に向き合え」をタイトルに、ナビゲーターの入山章栄氏(経営学者)は、人材不足の時代、社員の力を引き出すことが何より重要であり、面白い仕組みでこれに成功している会社がスズテックだ―と解説した。
 画面では、播種機で高いシェアをもつ同社の概要を紹介しつつ、営業活動に欠かせない展示会に対し、社員対応が十分にできていなかった同社の現状を鈴木社長が説明。その解決策に製造部門に携わる社員を活用する方策を打ち出すが、渋る社員があったり、営業活動に出ることで本来の製造部門の人手に懸念が生まれたりといった問題点が浮上した。
 これを克服する手段として同社長は、製造部門の社員に対する月1回の営業研修会を実施し、営業の面白さ、製品のセールスポイントの理解促進に充てる一方、製造部門の人手対策としては、単一工程ではなく複数の工程に関われるように担当社員の多能化を図り、平準化生産をしようと取り組んだ。
 これらの結果、展示会に参加した製造部の社員は、直接農家からの要望などを受け、それがモチベーションアップにもつながっていると感想を述べ、鈴木社長は「よりバトンを渡しやすくなるようなものづくりに、少しずつなってきている」とコメント。また、入山氏は「社員がいろんな部署を試せたら、自分の向き不向きもわかる」とし、同社では営業社員の半分以上が製造部門出身者だと、その成果を評価した。

カテゴリー別最新ニュース