MENU
令和7年1月13日発行 第3535号 掲載

エンジンと除雪機の新工場/Willbeが竣工式

 (株)Willbe(広邊徹也社長・愛知県津島市鹿伏兎町下子守23)は本社の東側と北側に2つの新工場を建設し、昨年12月19日に竣工式を執り行った。同社は昨年、ヤマハモーターパワープロダクツ(株)からパワープロダクツ事業の譲渡を受け、今後はエンジン中心の「メイキパワー」、発電機や除雪機などの完成品を中心とした「アースパワー」という、2つのブランドを展開していく。本社東側の東工場ではアースパワーの発電機及び除雪機を、北側の北工場ではメイキパワーのエンジンを製造し、同社が掲げる「Made in Japan」の拠点として世界に発信していく。
 竣工式には広邊社長をはじめ、上野山和之取締役開発・生産本部長、津谷和秀取締役渉外本部副本部長などが出席して執り行われた。
 新工場は4月からの稼働を予定しており、まず初めにエンジン及び発電機の生産がスタートし、順次新たな製品に広げていく。
 北工場で発電機等に搭載するエンジンを生産し、東工場で発電機・除雪機などを組み立てる。
 除雪機は2025年末から同工場でパイロット生産を開始。アースパワーブランドの除雪機の市場投入は、2026年冬となる。
 竣工式後には、広邊社長、上野山本部長、津谷副本部長の3人が記者会見を行った。
 広邊社長は新工場について「新工場竣工により新たな製品を生産し、販売していくという体制が整った。新たな武器を活かして、メイド・イン・ジャパンでお客様のニーズに合わせた製品を提供していきたい」と語った。
 今後の体制について上野山本部長は「アースパワー製品はヤマハの販売及びサービスネットワークを継承し、引き続き充実したサービスを提供していく。また製品を販売するとともにアフターサービス体制を整えて、既存のお客様が不安を抱くことがないようしっかりと説明していく」とした。
 津谷副本部長は海外販路に関して「これまでの三菱重工メイキエンジン及びヤマハの販路を引き継ぎ、よりグローバルな販売ネットワークを構築する。具体的には北米、オーストラリア、インドネシアと、既存の韓国、台湾、中国などにフォーカスし、展開していく。主に日本工場から出荷し、日本品質・ジャパンブランドを前面に出して差別化を図っていきたい」と語った。
 同社の核となる2ブランドについて広邊社長は「メイキパワーのテーマは『仕事を支える力』。お客様にとっての動力源として、ニーズに合わせて提供し続けるのが我々の使命である。またアースパワーのテーマは暮らしを支える力。まずはブランドの認知度、知名度を上げることを念頭に置き、皆様の力になる製品になれるようにしていきたい」と説明した。
 最後に広邊社長は「エンジンはこれからも残る製品。今後は脱炭素・低炭素などの潮流を考えていかなくてはならない。弊社でもカーボンニュートラル燃料を使用する製品の開発も進めているが、今後どうやっていくかというのがエンジンを作り続ける者としての使命だと思う」と語り、夢を形に、未来に必要な商品の創出を目指すとした。
 【新工場概要】
 ◎北工場
 ▽建屋面積=約3990平方メートル▽生産品目=4stエンジン(50~360立方センチ)
 ◎東工場
 ▽建屋面積=工場棟(約2400平方メートル)/倉庫棟(約2300平方メートル)▽生産品目=発電機・除雪機・補用品センター

カテゴリー別最新ニュース