新製品「みぞきり君」拡販/タイガーカワシマ

(株)タイガーカワシマ(川島廣大社長・群馬県邑楽郡板倉町大字籾谷2876)が新たに供給する溝切機「みぞきり君」は、暑い時期に行われる溝切り作業の省力化、軽労化を図る。
高温障害など、昨今の米づくりでは従来以上に天候影響を受けやすく、それだけ基本技術の励行が重要視されている。6月下旬から7月初めの暑い時期に行われる溝切りは、一番きつい仕事と農家に言わしめる重労働だが、稲作を順調に進めるための必須作業でもある。
溝切りを行うことによるメリットについては、▽水の通り道を作ることで(1)圃場の乾きを良くする(2)落水の適期まで湛水でき収量アップが図れる▽中干しの効果を高めて(1)窒素ガス抜き効果(2)根張りを良くすることによる倒伏防止効果、そして▽地耐力が上がりコンバイン作業を容易にする効果―などがあげられる。
「みぞきり君」には標準型のMKC―210と超湿田用の同―240があり、超湿田用は溝幅と溝深さが大きくなる。いずれもハンドル操舵で乗ったまま旋回でき、独自の溝切板で溝が崩れにくい―などの特徴がある。
主な仕様は次の通り。
▽型式=MKC―210(同―240)▽全長×全幅×全高=1340×580×995(1365×580×995)ミリ▽車輪外径=600ミリ▽車輪回転数=30rpm▽能率=60アール/時▽作業速度=0・8メートル/秒▽溝幅=210(240)ミリ▽溝深さ=110(120)ミリ▽エンジン=空冷2サイクル、排気量40・1cc▽機体重量=23・6(23・7)キロ
同社はすでに同機の受注をスタートさせており、米の価格上昇で稲作農家の機械投資意欲が向上していることから、同機をはじめとする今年の稲作用機器の増販に力を込めている。









