新型アイガモロボなど2025年度上期新製品/井関農機

井関農機(株)(冨安司郎社長)は昨年12月12日、2025年度上期新商品を発表した。その中から今回はアイガモロボ「IGAM2」、農産物保冷庫「FSJ―C、FSV―C」を紹介する。
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【水田自動抑草ロボット「アイガモロボ2」IGAM2】
井関農機はスマートオーガニックシステムの構築を目指し、(株)NEWGREENとともに自動抑草ロボット「アイガモロボ」の開発と普及に取り組んできた。
農研機構との共同研究では、従来機IGAM1を使用した圃場で除草作業の回数が58%削減されることが確認でき、アイガモロボの雑草抑制効果を明らかにしている。
2023年には500台を製造販売した。24年9月には「第11回ロボット大賞」の農林水産大臣賞を受賞し、ますます注目を集めている。
この度、これまでの取り組みで得た知見や技術を活かし、性能や利便性を向上させたアイガモロボ2を発売する。
〈商品化のねらい〉
21年に策定された「みどりの食料システム戦略」では、耕地面積に占める有機農業の取り組み面積を100万ヘクタールに拡大することを目標に掲げている。有機水稲栽培においては雑草対策が最大の課題とされ、作付面積拡大の阻害要因となっている。こうした課題解決に向け、全く新しい雑草対策のソリューションとしてアイガモロボを提案してきた。
今回、さらなる性能の向上、適応圃場条件の拡大、利便性の向上を折り込んだフルモデルチェンジをすることで、環境保全型農業の拡大を牽引していくとともに、アイガモロボの拡販を目指す。
〈モデルチェンジのポイント〉
(1)推進方法にブラシ機構を新採用=ブラシが地面を捉えることで航行能力や地形対応力など走破性が向上する。ブラシには柔軟性と弾力を備えた素材を採用し、丈夫かつ苗へのストレスを最小限に抑える。
(2)操作方法のシンプル化=電源を入れるだけで自動航行を開始。畦にぶつかることで水田の形状を学習し、網目状にくまなく航行する。従来機では事前のルート設定が必要だったが、不要になった。
(3)大幅な軽量化=従来機と比べ64%減の約6キロに軽量化。持ち運びが容易になった。
▽発売予定時期=2025年3月▽希望小売価格(税込み)=27万5000円
【ヰセキ農産物保冷庫 FSJ―C・FSV―Cシリーズ】
〈商品化のねらい〉
保冷庫の冷媒に使用される代替フロンは地球温暖化の原因物質であるため、国際的な規制により段階的な削減が求められている。井関農機の農産物保冷庫「ファームストッカ」現行機は発売以来10年以上にわたって愛用されているが、このたび冷媒を代替フロンから地球温暖化係数(GWP値)の低いノンフロン冷媒に切り替えたFSJ―Cシリーズ、FSV―Cシリーズを新たに投入。
〈発売型式〉
ファームストッカ玄米専用FSJ―Cシリーズ、玄米/野菜兼用FSV―Cシリーズ
▽発売時期=2024年10月
▽希望小売価格(税込み)=FSJ―C(7~40袋用)は22万8800円~53万1300円、FSV―C(同)は29万5900円~64万5700円









