被害額164億円/農林水産省・5年度農作物鳥獣被害状況

農林水産省は昨年12月27日、令和5年度における野生鳥獣による全国の農作物被害状況を取りまとめて発表した。それによると、全国の5年度の野生鳥獣の農作物被害金額は163億6300万円となり、前年度に比べて8億80万円(5%)増加した。シカ、クマの被害額が急増している。
鳥獣類別にみると、シカによる被害額が69億5400万円(前年度比4億5440万円増)で最も多く、イノシシ36億2700万円(同1160万円減)、カラス13億3900万円(380万円減)が続いた。
獣類においては、シカの被害額が50・8%と過半数を占める。また、クマの被害額が前年度の4億700万円から8割以上増加し7億4700万円となり、イノシシに次ぐ3位となった。ほかに被害額が増加したのは、アライグマ4億8800万円(同3170万円増)、ハクビシン3億6500万円(同420万円増)、タヌキ1億4500万円(同1000万円増)など。
鳥類においては、カラスの被害額が49・8%を占める。









