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令和7年1月6日発行 第3534号 掲載

進む遠隔操作、無人化/2025年の市場展望

 林業機械も緑地管理用機械も進むであろう方向性、トレンドは一致している。今年は、より鮮明になっていくものと見られている。1つは、自動化・遠隔操作化の流れだ。
 林業機械では、林野庁が進める機械の開発・実証事業のメーンテーマとなっている。諸岡が代表提案者となって行っている「フォワーダ集材作業の労働課題を解決する自律走行マルチオペレーション技術の開発」、キャニコムが(株)NTTドコモとともに進めている「自動運転型下刈機械の植栽フィールド運用実証」、そして松本システムエンジニアリングが取り組んでいる「ラジコン式伐倒作業車の遠隔操作技術・自動走行技術の開発・実証」、イワフジ工業による「自動集材・造材マルチワークシステムの実証」の4つが現在進行中だが、いずれも自動化、遠隔操作化が主要な課題となっている。
 林業の現場では、労働安全性の確保、向上はこの先も避けては通れない課題の1つだ。労働力確保の上で作業の自動化、遠隔操作化は進めなければならない優先課題となっている。
 既に、ラジコン伐倒機や下草刈機などが実用機として普及の段階を迎えつつあり、中には現場で活躍している機械も出始めている。林業の現場、今後の森林施業のあり方を革新する新たな技術として注視していく必要があるだろう。
 労働力確保に神経を払わなければならない緑地管理も同様だ。この数年で、離れた場所から作業のできるラジコン草刈機の普及が農業分野を中心として着々と進んでいるが、人手確保と作業効率のアップを考えればさらに進めなくてはならない。ゴルフ場や公園の芝地・緑地管理にあっては、一歩進んだ無人化、ロボット化対応も現実の取り組みとして採り入れられている。
 それと並んで両分野で進行すると見込まれるのが、電動化だろう。2050カーボンニュートラル実現に向けた社会的な取り組みの一環としてスポットが当たる対応だが、関連する管理機械のバッテリー搭載機の品揃えが一段と充実してきている。 ハンドツールでは、プロ向け用のチェンソー、刈払機、ブロワーなどが次々と商品化されており、需要を獲得し、主力商品、有力商品としてのポジションを獲得しつつある。

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