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令和6年12月16日発行 第3533号 掲載

農研機構が米の新品種「やわらまる」育成/田植機・育苗関連機器特集

 農研機構は4日、水稲新品種「やわらまる」を育成し、小林生麺(株)と共同で、湯戻し時間を短縮した米粉即席麺を開発したと公表した。
 国産米を原料とした米粉は、食料の安定供給や米の需要拡大の面から、近年注目を集めている。また、グルテンを含まない食品として、小麦粉の代わりにパンやケーキ、麺類などへの利用も進んでいる。
 小林生麺は以前から、米粉即席麺を製造していたが、湯戻しに時間がかかることが課題であった。
 そこで農研機構では、米に含まれるデンプンの成分であるアミロペクチンの特性を改良し、米デンプンの糊化温度が一般的な品種より約5度C低い「やわらまる」を育成。小林生麺と共同で、これを原料とした米粉即席麺を開発し、湯戻し時間を約3分短縮することに成功した。
 小林生麺では現在、「やわらまる」を使った米粉即席麺の形状などにさらなる工夫を行い、湯戻し時間5分の離乳食向け商品として受注生産を開始している。今後は、グルテンを含まない粉末スープや乾燥かやくと合わせたカップ麺の開発も進め、国内外に広く普及させることを目指すとしている。
 なお、農研機構では「やわらまる」を栽培するうえでの注意点として、極端な多肥栽培を避け、適切ないもち病の防除を行うことなどをあげている。

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