井関農機が女性推進チーム発足/農業女子特集

第13回農業女子プロジェクト推進会議では、同PJ11期の活動成果として、参画する企業や教育機関による個別成果発表が行われた。その中から、井関農機(株)による発表概要をみる。同社商品企画部・田代奈々氏が発表を行った。
井関農機は同PJが設立された2013年の第1期から参画している。田代氏によると、同社は第11期に「夢ある農業女子応援Project」として(1)農機取扱いセミナーの開催(2)オンラインセミナーの開催(3)宮城大学の学生向け農機取扱いセミナーの開催(4)情報発信―等を行った。
(1)は熊本県にて、農業女子を対象に、トラクタやスマート農機の使い方及び実習などを研修。(2)は土壌分析の重要性と分析結果と施肥への活かし方などを講義した。(3)は教育機関との連携により、同PJはぐくみ校の1つである宮城大学において、トラクタや耕うん機、ハンマーナイフモアの安全使用講習会を実施。(4)はイベントでの農業女子ブース設置や、ジェンダード・イノベーション等に関する取材などを行ったとした。
田代氏はまた、同社の「夢ある農業女子応援Project」の取り組みとして、これまでセミナーを52回開催し、同社の個別プロジェクト参加女性農業者数は延べ1000名を達成したと報告。さらなる活性化に向けて、先日、井関グループ初の組織横断の女性推進チーム「ISEKI Agrinno Ladies『さなえ倶楽部』」を発足したと述べた。これは個別活動のさらなる活性化により、女性農業者のソリューション活動強化を進めるほか、井関グループの女性活躍推進の目的で設置されたもの。社内の様々な部門から有志12名が参加している。
同社は今後も「さなえ倶楽部」メンバーを中心に「夢ある農業女子応援Project」を実施していくとし、今後の活動方針として、▽農業機械の使用技術や幅広い栽培知識により、女性農業者の農業経営をサポートする活動を展開。女性農業者が直面する課題・ニーズ調査を踏まえたソリューション活動▽教育機関との連携による次世代育成▽女性農業者の存在意義を高めることに資する情報発信―を提示した。









