万博に先進技術展示/コマツ、松本システム

来年、大阪府で開かれる万博会場(2025日本国際博覧会)に、日本の最先端林業機械技術が登場し、来場者にアピールする。1つはコマツの「VR機能も併用できる先進的な林業機械のシミュレーターによる操作体験等」、もう1つは松本システムエンジニアリング(株)の「自動運転・遠隔操作式伐倒機械に関する動画の上映等」(タイトルは林野庁のHPから)。
開催は6月5日から16日まで(設営2日間、撤収1日含む)、会場は夢洲EXPOメッセ「WASSE」イベントホール内。展示技術については、世界に向け明るい未来を感じてもらうための体験型展示物を含むとしており、ベースマシン、自走式作業機それぞれの最新テクノロジーが会場を飾る。
コマツの出展内容は、伐倒から玉切り・集積までを一貫して行うハーベスタのシミュレーターで、座席に搭乗し、実際の機械と同様に設定されたペダルやコントローラを用いてVR空間で機械を操作するもので、前方の3面モニターを見ながら伐採作業その他の基本操作を学ぶことができる。林業アカデミーの研修生などを対象に、すでに学習の場に取り入れられている。
松本システムエンジニアリングは、ラジコン式伐倒作業車「シン・ラプトル」を動画で紹介するとともに、ハイブリッドローラーストロークプロセッサーハーベスタ「トリケラ」は実機を展示する予定。
シン・ラプトルは、遠隔操作で傾斜45度まで登坂し、伐倒・搬出作業をこなす新世代の林業機械。オプションの立体視映像システム装着車の場合は、オペレータは専用のメガネでカメラ視野180度範囲内で顔を向けた方向の立体映像を見ながら操作でき、より安全な場所からの操作が可能になる。
同社の松本良三社長は「安全作業が第一です。この技術を世界の人に見ていただいて、日本産林業機械の進んでいるところを感じ取ってほしい」と期待を寄せる。そして、製品的にはさらなる進化を図っているところで、「来年6月にはより進歩したシン・ラプトルを」と、変わらず開発意欲旺盛な姿勢をみせている。









