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令和6年12月9日発行 第3532号 掲載

新製品・大排気量のチェンソー/やまびこ

 (株)やまびこ(久保浩社長・東京都青梅市末広町1の7の2)は、今シーズン向け新製品として伐倒作業から伐木競技まで対応する国産の大排気量チェンソーであるECHO・CS7330P(排気量73・5立方センチ)をラインアップした。同社のチェンソーシリーズでは排気量の最も大きいチェンソー。この9月にオーストリアの首都・ウィーンで開催された世界伐木チャンピオンシップ(WLC)に日本代表として出場した横山大蔵選手(下仁田森林組合・群馬県)が競技で使用した、プロフェッショナル向けタイプだ。高出力を産み出すエンジンを搭載しており、優れた鋸断性能を発揮する。国内販売に当たるやまびこジャパン(株)(水嶋伸介社長)では、ハイエンドプロソーとして拡販、PRに努めている。
 11月5日、神奈川県横浜市内のホテルで開かれた2025年度やまびこ全国代理店会議会場では、新製品として発表された軽量&高出力のカジュアルソーの共立チェンソー「CS3420G」(排気量34・4立方センチ)と並んでCS7330Pを展示し、大排気量レンジまで対応していることをアピールした。
 やまびこチェンソーの新ラインアップに加わったCS7330Pは、排気量73・5立方センチのプロフェッショナル向け。大径木にも対応する伐倒作業用としてはもちろん、伐木競技大会用としても使用される本格派だ。  今年6月開催の第4回日本伐木チャンピオンシップ(JLC)に出場した、同社のアンバサーダーでもある今井陽樹、横山大蔵の両選手が使用して、優れた成績を残している。
 特に同大会で準優勝した横山大蔵選手は、日本代表として同チェンソーを引っ提げてウィーンでの第35回世界伐木チャンピオンシップに参戦。世界の強豪と伍して日ごろ鍛え、磨いた技術を発揮し、ECHOチェンソーの名を世界に知らしめた。
 国産の大排気量チェンソーとなるCS7330Pは、ハンドルヒーティングモデルのCS7330PHと2型式あり、いずれも同社独自の新設計「6流掃気シリンダ」をはじめ、細かい粉塵をエンジン外部に排出する「G―FORCE」などを装備し、優れた作業性能を発揮する。
 特に新設計の「6流掃気シリンダ」では、それぞれ異なる掃気角度が理想的な混合気を燃焼室内に生成し、最適な燃焼を実現。これにより、高出力と低排出ガスを両立。国内の高温・多湿という過酷な環境にあっても安定した能力を発揮する。
 また、ローターファンで発生する風力をクリーナーケースに整流して流し込むことで、ケース内の粉塵を遠心力により分離し、排出する「G―FORCS」は、これによりロングメンテナンスサイクルを可能とし、さらに濾過性能に優れた大型の蛇腹式エアクリーナの採用とあいまって、故障を未然に防いでいく。
 この他、伐倒の目安となる「ガンマーク」や「ツイストロック」「脱落防止ナット」などを装備し、現場での作業をよりしやすくしている。
 同社では、高性能、最高級を意味する「ハイエンド」プロソーとして市場への普及、浸透を図っていく考えだ。
 CS7330Pの仕様は次の通り。
 【仕様】 ▽機体寸法(長さ×幅×高さ)=477×249×323ミリ▽本体乾燥重量=6・7キロ▽エンジン排気量=73・5立方センチ▽点火方式=フライホールマグネト▽点火プラグ=NGK BPMR8Y▽始動方式=リコイルスタータ&デコンプ▽燃料タンク容量=0・80リットル▽オイルタンク容量=0・36リットル▽バーサイズ=60センチ▽バー種類=スプロケットノーズ(交換型)▽ソーチェン=73DPX84E▽3軸合成値=4・6メートル/S2
 ▽希望小売価格(税込み)=28万9300円

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