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令和6年12月9日発行 第3532号 掲載

土壌データを見える化/横山商会

 (株)横山商会(横山信太郎社長・石川県白山市横江町5377)は、土壌データを見える化する「らくらく実りくん」を開発、普及を図っている。
 同製品はハウス・畑・果樹などに専用の土壌センサーを埋め込むことで、土の中の状態を確認できるシステム。
 土の中の水分率・温度・EC値を測定し、パソコンやスマホなどでデータをチェックできるようになっている。土に埋め込むセンサーは電池を入れてから1年以上動くため、種まきから収穫までをカバーする。
 年度ごとのデータを比較することで、収穫量アップにつなげ、水分量や肥料管理の量・タイミングを見える化し、若い農業従事者への継承にも役立てる。
 クラウド版とスマホ版の2種類がある。クラウド版は子機で計測したデータを親機へ送信し、親機からWi―Fi経由でクラウドへアップロードする。子機―親機間は長距離通信(最大2~3キロ)に対応する。
 スマホ版は本機とスマホ・タブレットを接続し、データはiOS版アプリで確認する。自動計測・リアルタイム計測機能を搭載しており、定額料金不要で運用できる。
 同社は10月9~11日に千葉市美浜区の幕張メッセで開催された日本最大級の農業・畜産の総合展示会「農業WEEK」で「らくらく実りくん」を紹介。会場で同社エレクトロニクスソリューション1部ES1課の岩城みく氏は「これまで人の勘に頼っていたものをデータ化することで、すべての人が対処・改善を行えるようになった。多くの人に製品を知ってもらい、全国に導入していきたい」と話していた。

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