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令和6年12月2日発行 第3531号 掲載

ちくし号農機製作所・里芋の一貫作業製品/九州特集

 (株)ちくし号農機製作所(亀山真吾社長・福岡県糟屋郡宇美町井野29の3)は、今年4月下旬に同社の洗浄機に使用する洗浄ブラシの専用工場を新設し、より良い製品作りができる体制を整えた。同社の野菜洗浄機や選果機の幅広い製品群より、収穫後の里芋の一貫作業が可能な里芋関連製品について紹介する。
 【里芋根切り機CB―1200―V4】同製品は、刃の独自のパターン、曲げ角(アール)、揺動速度等により里芋に傷がつきにくい仕様となっている。他社製品にあるベルト式に比べて消耗品となるベルトの交換が不要で、刃の幅もキズがつきにくいよう計算されて作られている。同機に投入された里芋は適切な速度で動く揺動刃に揺られながら、上部のステンレス刃と下部鋼板により白根をカットし、傷つくことなく処理される。
 【里芋選別機S4―261】製品内のロール状のスパイラルに配列した網目によりスムーズな流れを実現。リニューアルにより傷つきをさらに抑えた設計に改良した。里芋が挟まりやすかった内部のクリアランスを確保することで、里芋に対してより優しく扱えるようになった。網目が徐々に広がるので、小さなものから順に選別されていく。何よりもシンプルな構造で高耐久。なんと30年前の発売以来故障なく、同じ機械を使い続けているという農家も存在するほどである。同機は4段選別の他3段、5段選別もラインアップしている。根切り機CB―1200との連結も可能。
 【里芋洗浄機NK4―650】同製品は里芋の仕上げに15~30秒ほどサッとブラッシングし、よりきれいに仕上げるための機械。1回の洗浄量が10キロまでのコンパクトタイプ。4本のロールブラシによって、根切り、選別後の芋をさらにきれいに泥落としして、毛羽も除去する。里芋本来のきれいなシマ模様を出した仕上がりが可能である。
 里芋のブラッシングには水を使用しないが、ニンジンやギンナン、落花生、ラッキョウなどにも対応し、少量多品目を直売所で販売する際にも使用できる製品であるため、水によるシャワーの入切もできる。また水槽に入れてバブリングするタイプの洗浄機と違い、ハケによって不純物を掻き落とすため、しっかり汚れが落ちる。皮むき仕様のオプション設定も用意している。
 また、同社YouTubeチャンネルから製品動画が確認できる。里芋根切り機・選別機(https://www.youtube.com/watch?v=AsluByN9sLw)。

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