オーレック・草刈り作業省力化へ/九州特集

10月に地元である広川町との連携協定を締結し、農業への振興の他、教育や福祉など、あらゆる面で関係を強化し、地域社会に貢献している(株)オーレック(今村健二社長・福岡県八女郡広川町日吉548の22)。同社のラジコン型の草刈機「スパイダーモアRC(型式RCSP530A)」は、初心者モード(最大速度を2キロと設定)を搭載し、ラジコン操作に慣れない作業者にも対応した仕様となっている。「傾斜アシスト機能」としてより強い傾斜に対応すべく車体が傾いた際にプロポ(送信機)の傾斜ダイヤルを回せば車体を押し上げ直進をアシスト、45度までの傾斜に対応。また車高は580ミリと低く設計した。長さ2メートル以上の斜面や、近年増加しているソーラーパネルの下など、人や機械が入ることができなかった場所での草刈りを可能にしている。刈幅530ミリ。
主な特徴は、(1)走破性・安定性に優れるクローラーを採用。同社独自のY字型ラグで地面をつかみ、「傾斜アシスト機能」搭載で横滑りを軽減。最大法面角度45度まで作業が可能(2)初心者モード(最大速度を2キロと設定)の搭載(3)AMS(アンチミスファイヤーシステム)は、車体の高負荷をエンジン回転数で検知し、ナイフや走行を自動停止。高負荷状態でのエンストを防ぎ、ナイフの摩耗や故障を軽減。負荷が取り除かれ、エンジン回転数が正常になると、自動で作業を開始する(4)24ボルトバッテリー専用充電器を標準装備―など。
また、ハンマーナイフ構造を採用したラジコン草刈機「ブルモアーRC(型式RCHR800)」を4月に発売。2024年は台数限定での販売とした。同製品は高出力エンジンとハンマーナイフ構造により、高効率な作業を実現できるラジコン草刈機で、遠隔操作により安全な場所から休耕田や耕作放棄地の草刈り作業が可能。さらに、雑草を上から刈り込み前方への飛散を抑えるダウンカットを採用しているため、石飛びなどの飛散軽減が期待できる。
近年、管理の行き届かない休耕田や耕作放棄地などが増えている。担い手不足から作業者の負担が少なく、安全で効率の良い機械が求められる。これを受け、作業者が安全な場所から作業を行えるラジコン草刈機に、高出力エンジンとハンマーナイフ構造を採用した同製品の開発に至った。
主な特徴は、(1)ダウンカットにより草刈り作業による飛散を軽減=従来のHRシリーズは雑草を下から刈り上げるアップカットだったが、今回は飛散の少ないダウンカットを採用。そのため石飛びなどの飛散軽減が期待できる(2)パワフルで高効率な作業を実現=ハンマーナイフ構造と14馬力の高出力エンジンにより、背丈の高い草が生い茂っている休耕田や耕作放棄地でも効率よく作業できる(3)足回りはモーター駆動。刈り取り部分はエンジン出力のハイブリッド機構=足回りがモーター駆動であるため、エンジン出力を刈り取り能力に注力でき、燃料が切れた後もバッテリーで駆動できるように設計。万が一草むらや傾斜地で燃料が切れた場合でも、平地などの安定した場所まで車体を移動させ給油可能。









