ハンマーナイフ草刈機が受賞/IHIアグリテック

農林水産省の民間部門農林水産研究開発功績者表彰が11月27日、東京都江東区の東京ビッグサイトであり、農林水産技術会議会長賞(民間企業部門)に(株)IHIアグリテック(磯本聡一社長・北海道千歳市)の急勾配対応のリモコン式小型ハンマーナイフ草刈機が選ばれ、同社の牧洋文氏、木島悦男氏、佐野修一氏が農林水産技術会議会長の本川一善氏から表彰状と盾を受け取った。
急勾配な法面での草刈り作業は、作業姿勢が不安定で作業中の転倒・転落事故が多い。中山間地は平地に比べて耕作地周辺の急勾配地の面積が大きく、管理作業が生産者の負担になっている。
同社は、草刈り管理作業の省力・軽労化のため、安全に急勾配地での草刈り作業を高能率に行えるリモコン式小型ハンマーナイフ草刈機の開発に取り組んだ。
10キロワットガソリンエンジンを搭載し、走行部は油圧クローラ式、刈り取り部は油圧駆動という軽量コンパクトな低重心設計により、最大適応傾斜角45度を実現。軽トラックで運搬できる小型の機体でありながら、高能率の作業を可能にする。
2022年6月の販売開始以降、全国に約300台が納入されており、販売金額は小売り金額ベースで約11億円となっている。農業以外でも太陽光発電所の敷地管理や、防衛省の航空自衛隊分屯駐地でも導入されている。
グリーン開発グループの主査・木島悦男氏は「これからも幅広く使ってもらえるような良い機械にするために、製品のブラッシュアップを続けていきたい」と話した。









