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令和6年12月2日発行 第3531号 掲載

芝関連事業を共栄社へ譲渡/IHI

 (株)IHI(井手博社長・東京都江東区豊洲)は11月25日、(株)IHIアグリテック(磯本聡一社長・北海道千歳市)の芝草・芝生管理機器事業を、同社が新たに設立する会社に吸収分割の方法で承継し、その上で新設立会社の全株式を(株)共栄社(林秀訓社長・愛知県豊川市美幸町1の26)に譲渡することを決議したと公表した。新設立会社は来年3月に設立する予定で、共栄社への株式譲渡実行日は同6月を予定している。
 吸収分割の対象事業の概要は次の通り。
 (1)事業内容=芝草・芝生管理機器の設計・製造・販売・賃貸・据付・修理・保守・保全に関する事業
 (2)分割する事業の連結経営成績(2024年3月期)=売上高56億8700万円
 (3)分割する資産、負債の項目および帳簿価格=分割する資産および負債の項目ならびにその金額は現在精査中
 同吸収分割に伴うIHIアグリテックの名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金および決算期の変更はない。また、IHIアグリテックは引き続きIHIの連結子会社として、農業機器事業を運営していく。
 今回の決議に関してIHIは、芝草・芝生管理機器の主要市場である国内では、中長期的な人口減少や需要低減が見込まれ、海外勢との競争が激しくなるなど、事業環境は大きく変化しており、こうした中、同社は戦略的オプションを幅広く検討、共栄社との譲渡にかかる協議を重ねてきたと説明。
 また、共栄社はバロネスブランドを冠した芝刈機、草刈機関連製品をアジア、欧米を中心に全世界で広く展開。クオリティ・オン・デマンドのポリシーのもと製品開発に力を入れるとともに一層のグローバル化に挑戦している企業と位置づけた。
 その上で、共栄社に譲渡することは、両社のシナジーにより、製品・サービスの付加価値をさらに高めながら国内外で広く事業展開していくことを可能にするものであり、事業の持続的な成長に資するとの結論に至ったと、今回の取引を決定した目的を述べている。

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