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令和6年11月25日発行 第3530号 掲載

十勝農業機械協議会・事務局長に就任、藤平訓史氏/北海道特集

 今年8月1日付で事務局長に就任した。1964年7月5日生まれの60歳。幕別の出身。1987年4月にホクレンへ入会し、旭川支所への配属の後、道内のみならず大阪、福岡、仙台など、道外を中心に園芸に関わり、7月31日までホクレンに勤めた。「阪神淡路大震災発生の1カ月後に大阪支店へ赴任した。取引先へ挨拶へ行ってもそれどころではなかった」と当時を振り返る。
 自宅は福岡にあるが、実家にいる親の介護のため北海道に残り、縁あって協会で働くこととなった。前職のホクレンでは、主に青果物の販売を行い、関東野菜センターではカット野菜の加工にも携わり、各地で北海道産の作物を広めるために活躍した。
 農機は初めて。「新しいことを学べることは嬉しい。年を取るとなかなか頭に入ってこないが」と破顔する。「こうしたらいいんじゃないかというアイデアも出てくるが、それが的を射ているかわからない。今はとにかく勉強の時期。来年あたりからうるさくなってくるかもしれない」と物腰の柔らかい物言いながら、芯を感じさせる人柄である。
 転勤が多かったこともあり、1年目は覚えることに集中し、2年目から自分の考えを出し、3年目から現実化させるというパターンが多かった。「青果物として扱うものは同じでも、地域によって考え方や人柄が全く違った。同じやり方では通用しないこともあった」と話す。謙虚さが滲み出るのはそのあたりの経験からだろう。
 今後については「これまで園芸で自分の考えが実現していくことを経験した。農機は新人だが、違う目線で見られる部分はあると思う。そういう力の発揮の仕方をして、より良い方向へと向かう手助けができれば」と静かに闘志を燃やす。
 奥さんと成人した子供2人は福岡で暮らす。趣味はバンド活動。ボーカルだったが、今は休止中。福岡は久留米出身のチェッカーズを愛する音楽好きの顔も持つ。

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