レグミンなど9社が成果発表/JAアクセラレーター第6期

JAグループの一般社団法人AgVenture Lab(荻野浩輝代表理事理事長)は6日、都内大手町の同法人施設にて「JAアクセラレーター第6期」の成果発表会(デモデイ)を開催し、9日にYouTubeで公開した。
JAアクセラレーターは農・金融・くらしの未来を共創するオープンイノベーションプログラムで、農業や地域社会が抱える様々な課題解決を目指す革新的なアイデア・技術を持つスタートアップ企業を集中的に支援するもの。第6期は応募総数207件から採択されたスタートアップ9社が、約6カ月間にわたりJA全農と農林中金の職員による伴走を受けながら、JAグループのアセットや同ラボの施設等を活用して実証実験などを行い、デモデイにてその活動成果が発表された。
開会挨拶した荻野理事長は、今回は新たに「北海道枠」を設置し、同枠に採択された2社がホクレン農業協同組合連合会による伴走を受けながら、北海道での実証実験にも注力したことに触れ、日本農業の一大産地である北海道でやることは長年の夢だったと述べ、報告を楽しみにしてほしいなどと語った。
続いて9社による成果発表が行われた。そのうち、(株)レグミン代表取締役・成勢卓裕氏は、ネギ産地で名高い埼玉県深谷市にて、ネギの農薬散布自走ロボットの開発及びオペレータを派遣する散布代行のサービスを展開しているが、今回のプログラムでは農薬散布のサービスを通じて発生した様々な課題解決について取り組んだと述べた。
具体的には、ネギ調製において(1)作業工数が多い(2)人材調達が難しいことにより規模拡大もままならない現状を鑑み、これを省力化するべく、収穫後のネギの根葉切りと皮むきを省力化するネギ調製装置の開発に着手。 ネギをトレイに置くだけで、画像解析で根の位置を推定し、切断位置を自動調整しながら適切な根葉切りを実施するもので、将来的には箱詰めまで自動化して5人分の作業を1人でできるように開発を目指しているなどと語った。そのうえで、同プログラムでは深谷以外のネギへの対応や各地の出荷規格などの調査、ネギ調製機へのニーズ調査などを検証し、産地によってネギの特徴が大きく異なることから、AIの再学習データを多く取得できたと説明。また、いずれの産地も調製作業効率化のニーズが大きく、今後は同機に興味を示したJA全農ぐんまと連携し、全国の産地への展開を目指していくなどと述べた。









