海外の米需要開拓/農林水産省・食料・農業・農村政策審議会企画部会

農林水産省は20日、東京・霞が関の農林水産省講堂で、食料・農業・農村政策審議会企画部会を開き、食料・農業・農村基本計画策定に向け、我が国の食料供給における品目別、動植物防疫の現状分析、克服すべき課題などについて議論した。米に関しては、国内需要は引き続き減少が見込まれる中、海外でニーズが高まっている米・米加工品の更なる需要開拓を図っていく必要があると指摘された。
米については、消費面では、パックご飯の生産拡大や中食・外食等ニーズへの対応、米粉の製造施設の能力強化への支援、生産面では、農地の集積・集約化、多収性・高温耐性を備えた品種の開発・普及やスマート農業技術の導入推進、適量施肥等による物材費低減の推進などが検討の視点としてあげられた。
出席委員からは、米に関し、「農地の集約化は、5~10ヘクタール規模が離農し、さらに大きな経営に集約される傾向にあり、法人経営の平均は65ヘクタールに及ぶ」と稲作の大規模化の進展に触れ、こうした大規模化に対応できる高耐久性の国産農機の開発に期待を寄せた。この他「国内需要に重点を置き過ぎない政策」を求める発言もあった。









