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令和6年11月18日発行 第3529号 掲載

タマネギ栽培の手順書を公開/農研機構

 農研機構は8日、「東北地域におけるタマネギ栽培体系標準作業手順書」をホームページで公開した。
 同手順書は、2021年公開の「東北地域における春まきタマネギ栽培体系標準作業手順書」に、秋まきタマネギ栽培体系を加筆したもの。
 同手順書に記載された栽培管理のポイントを踏まえ、春まき・秋まきの作型を使い分けることで、国産タマネギの端境期である夏場に、東北地域での生産が可能となる。
 タマネギは、年間約150万トンが利用される主要な野菜だが、生産地は北海道、佐賀県、兵庫県などに集中している。毎年7~8月は、出荷地域が西日本から北海道に切り替わる端境期に当たるため、供給量が減少し、国産タマネギの市場価格が高くなる傾向にある。
 東北地域では、その気候条件から、この時期にタマネギの出荷が見込め、西日本と北海道の主産地をつなぐ産地として、生産拡大が期待されている。しかしこれまで、東北地域での生産量は少なく、栽培技術の蓄積も乏しいことから、同手順書を活用し、生産量の安定化と生産者の増加を図りたい考え。
 同手順書は、(1)タマネギの特性と技術の概要(2)共通する栽培方法(3)作型と作型に特有な技術(4)導入事例(5)技術導入の手順―で構成されている。栽培管理における作業工程を、春まき栽培、秋まき栽培に分けて整理するとともに、各工程で必要な農薬や機械類、資材について具体名をあげるなど、タマネギの栽培経験がなくても栽培管理をイメージしやすいよう工夫されている。
 同手順書は、農研機構のホームページから利用者登録することで閲覧できる。

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