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令和6年11月18日発行 第3529号 掲載

ヤンマーパワーテクノロジーで生産工程など視察/日本陸用内燃機関協会が臨時総会

 日本陸用内燃機関協会(田尾知久会長)は8日、ヤンマーパワーテクノロジー(株)尼崎工場(兵庫県尼崎市)の厚生棟4階にて、令和6年度臨時総会(第25回総会)を開催した。同会では令和6年度中間事業報告書(案)および同中間収支報告書(案)に関する件、事務所移転プロジェクト(2nd.Step)の実務進捗報告など6議案を審議。いずれも可決、了承された。
 同会の冒頭では田尾会長が挨拶に立ち、出席した会員に向けて日頃の協会運営に対する支援と協力に感謝の気持ちを述べた。続けてエンジン業界を取り巻く経済の現況について、10月の月例経済報告(内閣府)を引用し、「欧米の高い金利水準の継続、中国の不動産市場の停滞継続に伴う影響など、海外景気の下振れが日本の景気を下押しするリスクとなっている」と述べた。
 また、令和5年度における陸用内燃機関の国内生産台数の実績はガソリン、ディーゼル、ガスの各機関ともに前年度に対し減少、全体で対前年度84・2%(298万5000台)と、2年連続で減少の実績と報告した。
 一方、海外の生産台数もガソリン機関の大幅な減少により、対前年度73・6%(626万2000台)と2年連続で減少。2009年以来、14年ぶりに700万台を割り込んだと語った。
 これらの結果、国内外を合わせた生産台数は対前年度76・7%の924万8000台と2年連続で減少。海外生産台数の統計を始めた1999年以来、初めて1000万台を割る実績と報告した。
 令和6年度の見通しは、国内外の生産ともにディーゼル機関が減少するもののガソリン機関が増加し、全体の生産台数は対前年度101・8%の941万1000台と、3年ぶりの増加になると語った。
 続けて臨時総会の議事に触れつつ、協会活動に対する一層の支援と協力を要請した。
 臨時総会の終了後、会員はエンジン生産の工程およびエンジン史料館を視察した。

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