栃木で感謝フェア/関東甲信クボタ

(株)関東甲信クボタ(冠康夫社長・埼玉県さいたま市桜区西堀5の2の36)は13、14の両日、栃木県那須塩原市の那須千本松牧場で、「スマート農業サンクスフェア」を開催した。
74の企業の協力の下、約1300人の来場者に稲作、畑作、野菜・果樹、酪畜および土づくり関係の最新機械化技術を発信した。
同社は10~12月の間、営業所ごとに秋の感謝フェアを実施しており、その中で7~10日の多胡流通センター会場(千葉県)と、今回の千本松牧場の会場は担当県内および隣接県の農業経営体を対象とするビッグイベントだ。
早場米地域の千葉県で米の収穫が始まって以降、その価格は近年にない上昇ラインをたどり、管内では60キロ当たり2万5000円を上回る声も聞かれ、「農機購買の環境は一気に変わった。改めて米の価格が生産者に与える心理的な影響の大きさを知った」と冠社長。多胡の会場は活気にあふれ、千本松会場では協力企業の出展希望機種数が増えるなど、この気流を実績アップにつなげたい思いは各社一様だ。
千本松会場の取材では、冠社長のほか齊藤正一常務執行役員関東営業事業部長、長嶋純第2営業部長、三枝忠マーケティング統括部長が対応。それぞれこの10~12月をヤマ場と捉え、各イベントで受注を積み上げるとともに、来年上期まで勢いを持続すべく、サンクスフェアをダッシュをきかせる場と位置づけて、新製品情報やスマート農業を構成するハード、ソフト、また、今後さらなる重要部門となる整備・サービス関係の情報を発信したいと意気込みを示した。
同フェアの案内では、「大規模農業を支えるスマート農業を一堂に展示! 進化するクボタのICT農業を体感・試乗!」と呼びかけ、会場地域では黒磯、矢板に同社が基地局を構え環境を整備したこともあって、直進アシスト機能、自動操舵システム、アグリロボと、省資材化・燃費低減・省力化・省人化に寄与する新技術を押し出していた。
一方、いまの米環境を踏まえて、圃場作業機器、収穫以降の調製機関係など稲作・米関連製品の出展・説明にも常になくエネルギーを傾けた。
大テント前で行った新製品発表会は、▽トラクタ=テラストST31/25、直進アシスト機能付きスラッガーSL600、同レクシアMR1050▽コンバイン=ディオニスDR6130▽田植機=アグリロボNW80SA―を説明。
特に直進アシストの有効性を強調し、アグリロボ農機試乗コーナーでは新モデルのトラクタM7―174、アグリロボMR1000A、田植機はアグリロボNW8SAを揃え、最新テクノロジーを味わいたい農家が積極的に機体に乗り込んだ。









