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令和6年11月18日発行 第3529号 掲載

売上高2兆2779億円/クボタ・2024年12月期第3四半期連結業績

 (株)クボタ(北尾裕一社長)は13日、2024年12月期第3四半期の連結業績(IFRS=国際財務報告基準)を発表した。また8日に、2025年1月1日付の役員異動・人事異動、2025年3月下旬付予定の取締役候補を発表した(役員異動は本紙11月11日付に掲載)。
 決算概況は次の通り。 第3四半期(2024年1月1日~2024年9月30日)の売上高は前年同期比197億円(0・9%)増加して2兆2779億円となった。国内売上高は機械部門、水・環境部門、その他部門ともに減収となり前年同期比152億円減収の4573億円となった。
 海外売上高は機械部門及び水・環境部門の増収により、前年同期比349億円(2・0%)増の1兆8206億円となった。
 営業利益は欧州、北米を中心とした機械部門での減販、為替評価損やインセンティブコストの増加などの減益要因はあったが、為替変動や値上げ効果等の増益要因により、前年同期比165億円(6・4%)増の2754億円となった。税引前利益は前年同期比196億円(7・3%)増加して2880億円となった。法人所得税は714億円の負担、持分法による投資損益は11億円の利益となり、四半期利益は前年同期比182億円(9・1%)増の2177億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期を156億円(8・5%)上回る1979億円となった。
 「機械部門」の概況は次の通り。
 同部門の売上高は前年同期比1・3%増加して2兆171億円となり、売上高全体の88・6%を占めた。国内売上高は前年同期比3・2%減の2344億円となった。主に農機及び建機の減少により減収となった。
 海外売上高は為替変動の影響もあり前年同期比1・9%増の1兆7827億円となった。北米では建機の販売は堅調な政府のインフラ開発需要を背景に増加したが、トラクタはレジデンシャル市場の低迷及び農作物価格の下落の影響を受け苦戦した。欧州では、建機およびエンジンは経済停滞に伴う市場の縮小が続いており、販売が減少した。トラクタも需要が弱く低迷した。
 アジアは、タイでは一部洪水の影響があるものの、干ばつ解消による稲作向け製品を中心とした販売回復により増加した。インドは当第2四半期までは干ばつや総選挙に伴う経済活動停滞の影響を受け市場が縮小したが、第3四半期に入り回復に転じている。
 同部門のセグメント利益は、主に欧州や北米での減販損、為替評価やインセンティブコストの増加などの減益要因はあったが、為替変動や値上げ効果などの増益要因により、前年同期比9・4%増加して3062億円となった。
 連結業績の予想は、売上高は前回予想時(2024年8月7日)から500億円減の2兆9500億円を見込んでいる。北米、欧州を中心に機械部門での販売減少が見込まれるため、下方修正とした。
 営業利益の予想は、主に機械事業での減販影響を考慮し、前回予想を200億円下方修正した3100億円とした。また、税引前利益は前回予想比220億円減の3260億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前回予想比140億円減の2210億円とした。
 なお、業績見通しにおける想定為替レートは1米ドル=150円、1ユーロ=163円としている。

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