MENU
令和6年11月11日発行 第3528号 掲載

日農工機種別部会長の令和6,7年需要見通し(精米機部会)/特集 米関連機器のニーズを掘り起こす

 【精米機部会(平野泰孝部会長)】
 〈精米機〉
 9月までの部会統計によりますと、3馬力未満の小型タイプの出荷台数は対前年比95・8%、3~5馬力の大型タイプは対前年比113・8%、合計で、対前年比98・3%で推移しています。
 今年の動向につきましては、前半は、肥料、燃料等の資材費高騰等の要因により厳しい市場環境でしたが、需要期である9月に入ってからは、今年の米不足に伴う令和6年産米の概算金が高騰している要因も重なり、9月単月では、小型タイプ、大型タイプとも2桁の伸び率となっており、今後も購買意欲の高まりに期待できると考えております。
 以上のような状況から、本年の需要見通しは、対前年比100%といたしました。
 来年の見通しですが、大型タイプは、米価高騰による購買意欲の高まりに期待できますが、小型タイプは、離農等の影響は続くと見込んでいます。
 以上のような状況から、来年の需要見通しは、対前年比95%といたしました。
 〈コイン精米機〉
 9月までの出荷台数は対前年比99%で推移しています。
 今年の動向につきましては、昨年同様、物価高騰、エネルギー価格高騰の影響により、市場環境は厳しい状況が続いております。一方、新機種投入による市場の活性化、米価高騰に伴う縁故米増加や生産者から直接玄米を購入する消費者のコイン精米機利用の増加などの動きもみられることから、今後の更新需要の高まりに期待できると考えております。
 以上のような状況から、本年の需要見通しは、対前年比104%といたしました。
 来年の見通しですが、厳しい市場環境に変わりはないものの、引き続き、更新需要、縁故米や玄米を購入する一般消費者のコイン精米機利用は続くと見込んでおります。  以上のような状況から、来年の需要見通しは、対前年比100%といたしました。
 令和5年の部会予測と実績の差異について報告します。
 精米機は、95%と予測しましたが、実績は92・7%の結果になりました。おおむね予測通りの結果となりましたが、価格改定や生産遅延の影響が想定より大きかったことが、予測値を下回った要因であると分析いたしました。
 コイン精米機は、94%と予測しましたが、実績は88・6%となりました。電気料金高騰等による既存オーナーの採算悪化による更新意欲の低迷等の要因が想定よりも大きかったことが、予測値を下回った要因であると分析いたしました。

カテゴリー別最新ニュース