MENU
令和6年11月11日発行 第3528号 掲載

森林再生の実証事業/JR西日本、島根県美郷町

 島根県美郷町とJR西日本は、連携して森林再生実証実験に取り組んでいる。線路敷を活用した木材搬出技術の実証、評価とともに、線路敷周辺の森林資源活用可能性評価、野生動物対策を意識した再造林計画などを進める。
 特に森林施業評価では、高性能林業機械による集材、小運搬、積み込み、搬出の評価が進められる。
 同実証実験は、広島大学と鳥取大学との共同研究として実施。森林施業は邑智郡森林組合が行う。今回の美郷町内にJR西日本が所有する森林(鉄道林)についての実証実験は、鉄道会社が所有する森林の持つ多面的な機能を持続的に発揮、維持するための効率的な管理方法を確立させるのを狙いとしている。このため沿線の森林資源の評価とともに、施業の評価も実施する。
 美郷町とJR西日本では今回の実証実験により線路敷を活用した森林施業の可能性が示されれば、沿線の森林(鉄道林)の伐採・再造林などを進めて、健全な森林の育成を通じて、木材生産はじめ、森林の持つ多面的な機能の維持・推進に取り組んでいく、としている。
 実証実験の概要は次の通り。
 〇場所:旧三江線竹・乙原間 竹1号林、面積5・8ヘクタール、スギ・ヒノキ等の人工、樹齢は50年程度
 〇期間:令和6年5月~令和7年3月末(伐採実証は令和6年秋頃) 

カテゴリー別最新ニュース